The Water is Wide(スコットランド民謡)
マッサンや、その前の「花子とアン」で使われ、最近特に有名になったこの曲。たしかにいい曲ですね。なんとも切ない。
スコットランド民謡がなぜか日本人に「郷愁」をおぼえさせるのは、やはりそのメロディーが他の地域の伝統音楽と同じく、ペンタトニックを基本としているからでしょう。
日本では明治時代に多くのスコットランド民謡が輸入され、日本語詞を与えられて愛唱歌となっていきました。最も有名なのは「蛍の光」でしょうかね。
そういう中では、この「The Water is Wide」は日本では比較的最近有名になったスコットランド民謡です。
古くは「O Waly, Waly」とも呼ばれ、1948年にブリテンがピアノと声楽のために編曲したものもよく知られています。ブリテン本人がピアノ伴奏している貴重な映像がありました。
同じくイギリスの作曲家、合唱音楽の指揮者としても有名なジョン・ラターも自作に使っています。うまい編曲(当たり前か)。
ポピュラー界では、やはりカーラ・ボノフのバージョンが有名でしょうか。東京でのライブ映像がありました。
一番上の「マッサン」のエリーの歌のあとの演奏は、ケルト音楽の歌姫Rowena Tahenyです。
私は歌が下手なので、ヴィオラの無伴奏用に編曲しております。いつかどこかで披露したいと思っています。
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