ジョン・ラター 『古風な組曲』
公私ともに妙に忙しい(なぜだ?)ので、今日は軽めに音楽の紹介といきましょう。
先日、The Water is Wideの記事で名前が出てきた、現代イギリスの作曲家・指揮者ジョン・ラター。
私は彼のことを、フォーレのレクイエムの名演で知りました。いまだにあれがベスト盤です。
そして、彼の作曲したいくつかの合唱曲を聴いて、ああいい作曲家だなと感じ、すっかりファンになってしまいました。
現代の作曲家でありながら(?)、非常に古典的な作曲技法をとり、さらに逆に現代的なポップさがあって、非常にワタクシ好みの音楽なのです。
この「SUITE ANTIQUE」も、ハープシコードを使っているところからも分かるとおり、ある意味バロック的でもあります。
これは古楽器で演奏してみると面白そうですね(調性が微妙かな)。さっそく仲間とやってみようかな。
あまりにポップなため、クラシック作曲家として認められないこともあるのだとか。まあ実にくだらないカテゴライズですけど。
この演奏はラター自身がフランスの楽団を指揮したもののようです。演奏や動画の質は別として、この曲の良さは充分伝わることでしょう。
ぜひお楽しみください。特にフルート奏者の皆さまには、レパートリーにしていただきたいと思います。ピアノ伴奏版の楽譜もありますので。
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