聖徳太子神道論
今日から宿泊座禅(接心)。今年はお寺に泊まることが多い。この2ヶ月で7回!
私は見た目だけのエセ坊主ですが、それなりに経験を積んでおりますので、エセでもいいのでどなたか資格というか免状をくださらないでしょうか(笑)。もちろん冗談ですけど。
まあ、一つの方法としてですね、自分で宗教法人を立ち上げるという手もありますね。私は神仏習合ですので、そういうコンセプトの宗教団体を作ると。
神仏習合といえば、やはり聖徳太子でしょう。習合というより融合ですがね。神仏融合。神道をベースにして、仏教をその中に融合した。
その考えを、私は仲小路彰の「夢殿の幻」で知りました。
あまりに完璧な考察であり、私はすぐに得心したわけですが、仲小路以外にそのようなことを言っている人がいない。不思議だと思っていたところ、このような鼎談を発見いたしました。これはすごい三人ですね。
聖徳宗(法隆寺)の大野玄妙管長、元国際宗教学宗教史会議会長のマイケル・パイ教授、三宅善信神道国際学会理事長による鼎談。pdfが公開されているので、ぜひお読みください。
神道フォーラム vol.51
このお三人さまも、きっと仲小路彰の「聖徳太子論」は知らないのではないでしょうか。どうなのでしょう。きっと「夢殿の幻…聖徳太子の救世悲願」をお読みになったら衝撃を受けることでしょう。
まあ、それにしても聖徳太子という呼称はやめようという動きがあることに驚きました。歴史をなんだと思っているのでしょう。たとえ間違った伝承だとしても、それが消えずに一般化したこと自体が真実の歴史ですよね。困ったものです。
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