諸説あり!『地震予知は本当に不可能なのか』(BS-TBS)
諸説あり! #4 「地震予知は本当に不可能なのか」... 投稿者 Naoto12
これもまた昨日の「地球意識」と関係しているかもしれませんね。
ある意味私の専門。私も小学生時代から地震予知に興味を持ち、自分なりに挑戦してきた人間です。
その間、まさに毀誉褒貶、悲喜こもごも。落胆も数多くあったわけですが、やはりこの番組で何度も語られているように、何万人もの人命を救う可能性があることですから、諦めたくはありません。そういう形で世の中に貢献できればと思っているわけです。
もちろん、そうしたシロウト情報が世の中に貢献どころか混乱をもたらすとする、真面目な(?)ご意見にも耳を傾けているつもりです。しかし、科学や文明の進歩の歴史を顧みると、やっぱり諦められませんね。
今回、この番組に登場されたお三人の勇気ある方々に対しても、常に批判が浴びせられてきました。それは基本的には私に対する批判と同じ内容です。
すなわち、「都合の良いデータだけ取り出して、後付けで因果関係があるかのように操作している」というものです。
たしかにそれは科学的な検証の姿勢とは大きく異なっているし、自分でもよく分かるのですが、いわゆる「統合過剰」という統合失調なのかもしれない。様々な事象の中から、意味のありそうな「物語」を作り上げてしまっていると。
しかしですね、昨日の「地球意識」の話にもあったとおり、そういう「障害」さえもまた、もしかすると人間に与えられた、ある種の予知能力、あるいは生命維持の智恵なのかもしれない。そのようにも思えるわけです(こういうとまた批判されますが…苦笑)。
地震予知については、何度も書いてきたように、多くの不確かな情報を総合して検証することを、できれば国にやってもらいたい。どれが当たった当たらないという話ではなく、なんとか地震を予知したいという意識(善意であると信じます)の断片を無駄にしてほしくないんですよね。
今のところ、ほとんどが断片のままで、いやそれどころか、それぞれの断片が批判し合ったりすることさえあって、究極の目標が明らかに一致しているのに、情報としては全く総合、統合されていない。残念です。
昨日の「第六感」で言うなら、たとえば東日本大震災のような大変動、大惨事の前に誰も「虫の知らせ」を受信できなかったのか。あれほどの巨大な物理現象の前に、何も予兆がない方がおかしくないですか。
ちなみに私は富士山で異常なラジオダクトが継続していたのを知りつつ、それが地震につながるとは思っていませんでした。迂闊でした。いちおう地震予知をやってきた者として悔やんでも悔やみきれない思いでいっぱいです。
恥ずかしながら、その時の興味は、東京のテレビ放送の遠距離受信だったのです。このブログの過去記事を見ればわかります。
この「諸説あり!」という番組、どういう領域を扱うにしても、微妙に「トンデモ」になりがちです。しかし、私はそんな「トンデモ」の中に、たしかに未来の真実になる可能性があるものもあると信じています。繰り返しになりますが、科学、文明の進歩の歴史は、そうしたことの繰り返しだったのですから。
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日本国特許第5161387号・近距離直下型地震予知システム、地下断層の不可聴低周波音の音量・音圧の強さを低周波音計測計で計測して、地震発生タイミング・規模強さ・場所を予知します。他の方法では不可能な地震発生タイミングを、地下断層や物体が破壊される前に出す低周波音のデシベル波線グラフのピークで判断します。首都直下地震発生前に山手線の電車を止められる地震予知システムで、真違は実際に計測すれば判明します。巨大地震前兆現象の動物の異常行動は、大音量の不可聴低周波音を感じて逃げます。音量を計るのが絶対必要条件です。
投稿: 嶋田正廣 | 2017.06.17 06:38