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2017.04.01

純米大吟醸『やまとのこころ』 (末廣酒造)

Th_img_9965 イプリルフール。今日は我が家にとんでもないお客様がいらっしゃいました。
 その方がお土産に持ってきてくださったのが、このお酒。ご相伴させていただきました。
 犬猿の仲と言われる長州と会津。その長州のお米を、会津の酒蔵で醸した、まさに「大和(great harmony)」なお酒。東北の復興、そして150年の恩讐を超えた、未来へ向けての和解を願って構想されたこのお酒の味は格別でした。
 実に柔らかい。まさに和合ですね。さまに荒魂があったからこそ醸された和魂です。日本の素晴らしい文化と歴史を味わうことができました。
 ちょうどその前に、我が鳴沢村のおばあちゃんが作られた「とぶろく」を飲んでいたので、その味も加わり、富士山を中心とした、東と西、北と南の和合も実現いたしまして、それこそ今日にふさわしいウソのようなホントの空間が現出いたしました。
 山口県で作られているこのお米、無農薬にこだわっているために、なかなか出来具合が安定しないとのこと。そのため、今年はにごり酒になってしまったとか。それもまた、自然のリズムの一つなのでしょう。
 そう、私たち人間は最後は「祈る」しかないのですよ。そして、その結果はそのまま受け止め、自分が変化するきっかけにするしかないのです。荒魂と和魂。そこに生かされている私たち。今日はこのお酒を飲みながら、6時間にわたって、そんな話をさせていただきました。ありがとうございました。ごちそうさまでした。

「やまとのこころ」完成

にごり酒 やまとのこころ

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