河野壽大尉自決の地
今日は新入生オリエンテーションのあと、家族で熱海へ。毎年恒例の山口家年度末慰労会であります。
いつも贅沢なお料理とお酒、そして温泉を堪能し、来年度への英気を養わせていただいていますが、今日は宿到着前に不思議なことがありましたので、それに関することを報告しておきます。
ご存知の方はご存知のとおり、ワタクシたち夫婦は一昨年の夏より、全く不思議なご縁で、80年前の二・二六事件に関わらせていただくことになりました。
もう、本当に筆舌には尽くしがたい不思議なことや、辛いこと、そして奇跡なことや、感動的なことに見舞われてきました。
今だから書けますが…家内は何度か死にかけています。車は2回ひっくり返りましたし(苦笑)。その発端となったのが(家内の)右腕の痛みです。首相官邸(すなわち現場の一つ)に行ったその日から始まった激痛。その後まる1年をかけて少しずつ謎が解け、事が運び、そしてそのたびに軽くなっていった痛み。
今日その痛みが突然再発したのです。ある場所で…。
その場所とは、目的の宿に着くすぐ手前。国際福祉大学熱海病院のあたりです。
同病院はかつての陸軍病院(東京第一衛戌病院熱海分院)。二・二六事件で、光風荘にいた牧野伸顕元内大臣を襲撃し(て、失敗し)た河野壽大尉が入院し、そしてお兄さんが差し入れた果物ナイフで自決した場所です。
実は昨年のこの旅の時に、二・二六事件と熱海という記事を書いているんですね。そこから1年後、こういうことになるとは…。
家内が突然痛みを感じて思わず左手で右肩を押さえた時、前方の信号が赤になって私は車を停止しました。すると、そのすぐ右横に上の写真の案内標柱が立っていたので驚いたのです。
いつか訪れようとは思っていましたが、どこにあるかは全然知らなかった。偶然とは思えない衝撃に思わず絶句してしまいました。
さあ、ということで、ここからあの時代を巡る、魂の旅が始まることとなりました。明日以降の記事に続く。
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