『世界の徳育の手本となった 教育勅語と修身』 小池松次 (日本館書房)
勅語が国際的に有名になった経緯が一目瞭然
今日国会で、福島瑞穂さんが稲田防衛大臣に森友問題でいろいろ質問していました。その中で「教育勅語」に関する考えをただす質問がありましたね。
いかにも福島さんらしい誘導的質問でしたが、稲田さんもまあ正直に持論を展開しておりました。動画がありますので、ちょっと見てみましょう。
それにしても、この二人、女同士として絶対合わないでしょうね。友だちにならないでしょう。下世話な話ですが、思想的なことは抜きにして、男の立場からすると、圧倒的に…言わずもがなかな(笑)。
さて、教育勅語に関しての私の意見は、ずいぶん前に逆・教育勅語や教育勅語物語の記事に書きました。
全肯定でも全否定でもない。そんなのは何に対しても普通の態度です。「全」…ALL or NOTHINGになるから、面倒な(無駄な)衝突が生まれる。
というわけで、特に全否定(反対)派の方にぜひ読んでいただきたいのが、前掲の「教育勅語物語」の著者による、こちら「教育勅語と修身」です。反対派の絶対に知らない、見たことも、聞いたこともない資料が満載です。そう、これは学術的な資料集と言ってもよい。
私は、発行者の方から直接いただいたのですが、今はちょっと手に入りにくいようですね。しかし、諸外国がどのように「教育勅語」や「修身」の教科書を評価し、それが現在どのような影響を残しているかを知るには、非常に良い資料となると思いますので、是非にかかわらず興味のある方には、それこそ是非読んでいただきたい。
以下に内容紹介のパンフの写真を添付しておきます。興味のある方は連絡を入れてみるといいでしょう。
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