イヴォンヌ・エリマン 『(イフ)アイ・キャント・ハヴ・ユー』
Yvonne Elliman IF I CAN'T HAVE YOU
寝る前にAmazonMusicで懐かしい70年代80年代ポップスを聴いておりましたら、この曲がかかって、それこそ懐かしすぎてなんだか切なくなっちゃいました(笑)。
1978年、私が14歳の年ですね。毎週ビルボードのヒットチャートをノートに記録していた頃です。世の中、ディスコブームに湧き、それに乗り切れない自分もいて、そういう意味で「サタデー・ナイト・フィーバー」はあんまり好きではない、すなわち、「あの頃の」ビージーズもあんまり好きではなかったんですね。中二病のせいか、変なこだわりがあった(笑)。
でも、この曲だけは好きだったなあ。イヴォンヌ・エリマンの大ヒット曲。1位になったんでしたっけ。ビージーズの妹分のような扱いで、この曲もビージーズが作曲したものでした。たしかに無駄のない佳曲ですね。よくできています。
しかし、のちに大人になって、意外なところでイヴォンヌ・エリマンに再会しました。彼女、映画「ジーザス・クライスト・スーパースター」で、マグダラのマリアという重要な役を演じていたんですね。
最初、映画を観た時は、それがイヴォンヌ・エリマンだとは知りませんでした。なんとも東洋的な不思議な雰囲気を持った上手な歌手だなあとは思いましたが。
彼女はハワイの出身、お母さんは日系人だそうです。だからでしょうか、本当になにか身近な感じがしたんですよね。
のちに、彼女が「IF I CAN'T HAVE YOU」を歌った歌手だったと知って、びっくりした次第です。たしかに歌声が一緒だし、そのオリエンタルな雰囲気は共通していましたね。なにしろ同一人物なのですから。
エリック・クラプトンにも認められてバックコーラスを担当していたこともある実力派も、ある意味あの時期のブームに乗っかって大ヒットを飛ばしましたが、その後はあまりパッとしなかった。今どうしているんでしょうね。
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