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2017.03.30

圏央道一部開通

Th_map 月、226の日に圏央道の茨城区間が開通しまして、全線300kmのうち、9割にあたる270kmが完成いたしました。
 今日は秋田からの帰り道、昨年秋に開通した埼玉区間を通って、東北道から中央道まで走りました。いやあ、これは便利になりましたね。
 今までは都区内の渋滞を避けて、超遠回りしまして、新潟経由日本海側コースで秋田入りすることが多かったのですが、特別な渋滞の季節を除いて、これからは東北道を使うことが増えそうです。
 やはり早いですね。ノンストップで8時間。日本海コースに比べると3時間近く短縮となります。実際、いつもは朝出て夜帰ってくるというイメージだったのが、夕方には富士山に到着していました。
 ちなみに、6匹の猫たち、丸五日間にわたってちゃんとお留守番していましたよ。もちろん、エサと水とトイレは大量に用意していきましたが。予想通り、部屋がめっちゃいい匂いに包まれていましたが(笑)。夏はさすがに無理だなと。
 さてさて、そんな圏央道ですが、未開通区間は神奈川と千葉のほんの一部となりました。しかし、これの開通にはまだまだ時間がかかりそうです。土地の買収、埋蔵文化財の調査、着工、完成…いちおう事業主としては2020年の完成、全線開通を目指すそうですが、おそらく3年以上後ろにずれ込むのではないでしょうか。
 東京の一極集中を防ぐという意味でも、また、東京を経由せずに地方どうしがつながるという意味でも、この道路の価値は非常に大きいと思います。
 もちろん、首都直下地震ほか、想定される地震に対しても、日本の最新最強技術をもって対処していると聞きます。もしもの場合にも、大変大きな意味を持つことになるでしょう。期待しています。
 そう言えば、秋田や山形の山の中でも、大変立派な道路が年々出来上がり伸びていっています。日本ってすごいなあと思います。それぞれ、素晴らしい職人技を結集させているなと思うのです。いろいろな環境に合わせて、いろいろな技術が駆使されている。施工者だけでなく、研究者の方々の影のご努力にも、心より敬意を表したいと思います。

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