『日本を揺るがせた怪物たち』 田原総一朗 (KADOKAWA)
いやぁ面白かった!昭和の怪物たちのエネルギーにやられました。
で、結局、田原総一朗もまた怪物の一人であったということを確認。現役バリバリの怪物ですね。
取り上げられている怪物たち。まずは政界…田中角栄、中曽根康弘、竹下登、小泉純一郎、岸信介。続いて財界…松下幸之助、本田宗一郎、盛田昭夫、稲盛和夫。最後が文化人…大島渚、野坂昭如、石原慎太郎。
こうした怪物たちと対等に、いや場合によってはその怪物を裏で操る存在として田原さんの体験談集ですから、それは面白いはずです。
これだけ大物揃いとなると、私自身もある程度の知識や先入観がありますが、それを一つ一つ、生々しく否定されたような、いや否定ではないな、さらに強化されたというような感じです。
う〜ん、誰が一番印象に残ったかなあ…難しいなあ。みんなすごい。
今の世の中では許されないような、いわば清濁併せ呑む迫力がありますよね。今の政治家も財界人も文化人も、スケールが小さくなってしまったなあと。
まあ、昨日今日のニュースも見ても、実につまらないネタで盛り上がっているマスコミや世間が悪いんでしょうね。残念な時代になってしまいました。
さてさて、上に挙げた怪物たちですが、そのほとんど全てが、私の研究している仲小路彰に関係しています。実際、彼らかの書簡もたくさんあるし(先日も石原慎太郎からの書簡を見つけました)、ある種の名簿類には上掲の人物の名がほとんど記載されています。
田原さんもまあすごいけれど、実際裏で彼らを操っていた仲小路彰のすごさを改めて痛感する次第であります。
中には仲小路に徹底的に嫌われた人もいます。それはそれでまたすごいのかもしれませんね。
また、彼ら怪物たちは、自身が怪物であるからこそでしょうが、ある種の信仰心を持っているように感じます。そのあたりについては、また後日書きますね。仲小路彰と各宗教団体の関係についても、いずれ知られることとなるでしょう。
宗教と言えば、田原総一朗さんと、かの幸福の科学の大川隆法との「対話」が面白いですよ。続きを観たい方は、数珠つなぎでどうぞ。
Amazon 日本を揺るがせた怪物たち
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