バッハ 『カンタータ第8番(BWV8)』より
今日は3月10日。東京大空襲の日です。
明日の311でも2万人に近い人が亡くなりましたが、東京大空襲では約10万人が亡くなりました。ほとんどが焼死。
まさに両日は火と水による悲劇の日として記憶されるでしょう。
さて、今日は東京大空襲をはじめとする多くの戦争被害者のために、鎮魂の曲を紹介しましょう。
キリスト教の曲を御魂に贈ることに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、やはり、バッハレベルになりますと、まさに高次元世界すなわち霊的な世界とつながる存在ですから、いわゆる宗教というようなこの次元での話を完全に超越すると思います。
特にこのカンタータ第8番は、なんと言いますかね、本当にバロック音楽というようなカテゴリーを超えた名曲だと思います。
ある意味、非常に機械的とも言える作曲法。バッハらしいと言えばバッハらしい。
それにしても、オーボエ・ダモーレはきついですねえ。休みがない(笑)。いや、トラヴェルソもこれは息継ぎができない。
こういう曲ですから、現代的なデジタル音源で演奏しても全く違和感がないどころか、こちらの方がより自然なほど。息継ぎないですしね(笑)。
ボカロによる合唱も素晴らしい。素晴らしい打ち込みですね。
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