エッケルト 『哀の極』
1989年の今日、昭和天皇の大喪の礼が行われました。その際演奏されたのが、明治時代に来日し、日本の音楽の西洋化に多大な影響を残したフランツ・エッケルトの「哀の極」。
上のダイジェスト動画でも随所にその音楽が響いております。
もとは1897年英照皇太后の大喪の礼のために作曲したものですが、のちにエドワード7世の追悼の際、そして明治天皇、昭憲皇太后、大正天皇、昭和天皇の葬送の際と、正式にはたった6回しか演奏されていないという秘曲です。
なんでも、練習では実際に音を出すことさえ慎まれ、吹奏楽隊は指のみを動かして練習するのだとか。
他のエッケルトの楽曲同様、優れた曲かどうかは正直微妙ですが、たしかにヨーロッパの葬送曲の伝統は継いでいるのかとは感じますね。
いちおう全体を聴いてみましょうか。まあ、こうしてどんな曲もYouTubeで聴くことができる時代になったわけで、秘曲というジャンルはなくなりつつあるのでしょうかね。
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