櫻井よしこ&三浦瑠麗が語る「韓中米」
いろいろ忙しいので、今日観た番組の紹介をいたします。
BSフジのプライムニュース、今日は櫻井よしこさんと三浦瑠麗さん、お二人の才女がゲストでした。お二人は微妙に(明確に?)立場が違うので、どういうムードになるのか楽しみでしたが、まあ若手がやや力んで、ベテランは堂々と構えるという感じではなかったでしょうか。
話題は、韓国の「少女像」から「米中関係」まで。私も気になっているところです。私はどちらかというと三浦さんの意見に近いかなあ。保守の人たちから「お花畑」と言われることもあるし(笑)。
もちろん櫻井さんのご意見も充分理解できますが、やはり保守の弱点は保守的であることでしょうね。かつての失敗が生きない。対立の構図を自ら作ってしまって、問題解決を先送りにしてしまうところがある。
いつも書いているとおり、そして皆さんよ〜くお分かりのとおり、前進するには、あるいはブレーキをかけるには、「両翼」が必要なのですよ。
理想と現実、両方あって良き未来がやってくる。他人(他国)に対する厳しさと優しさも両方必要です。信じることも疑うことも必要。極端に偏ることが間違っているのです。
そういう意味で、やはり三浦瑠麗さんの世代の方が自由だと思いますよ。縛られていない。私たちの世代より上は、一度どちらかに偏って、そして揺り戻したりしないと真ん中に行けない。その点、若い人たちは最初から真ん中あたりに立つことができる。少しうらやましくも思います。
私は、人生の先輩であり、かつ両翼の端の方にいる方々とおつきあいすることが多いのですが、それはそれで非常に勉強になる反面、なかなか頑なだなと思う瞬間もかなりあります。
その点、やはり若い世代と話すと、その柔軟性にいい意味で驚くことが多々あるわけです。私も出来る限り柔らかく生きていきたいと思っているのですが。
まあ、今日の話題である韓中米にせよ、我が日本にせよ、ベテランと若手とその他で国民が構成され、政治や経済その他の分野においても、そうした世代構成であるわけですから、やはり全体像をつかむために、いろいろな世代の意見を聴くことが必要でしょうね。
今年はおそらく櫻井さんとも三浦さんともお会いしてお話する機会があると思います。ちょうど間の世代に立つ人間として、双方からいろいろ学びたいと思っています。
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