THE YELLOW MONKEY 『太陽が燃えている』
今日は中学の文化祭が行われました。いろいろアクシデントもありましたが、おかげさまで大成功裡に終えることができました。生徒諸君、よく頑張った!ご来場下さった皆さま、ありがとうございました。先生方、お疲れ様でした。
今回も多くのお客様に来ていただきましたが、中でも嬉しかったのは…今年復活し紅白にも出場することになった某バンドのメンバーで私の中学の後輩の関係者(って回りくどい言い方ですなw)が来てくれたことです。
彼に久しぶりに会った時になぜだか急に流れ始めたのがこの曲。ジャーン!といきなりサビから始まった。なんででしょうね(笑)。
で、ついでに思い出したのが、ヴィヴァルディの「グローリア」です(笑)。いやいや、お気づきだった方もいらっしゃるでしょうけれども、「太陽が燃えている」のサビはこの「グローリア」のサビ?のコード進行と同じなんですね。
このコード進行はバロック期にイタリアで発見された(誰に?)もので、実は日本人にはちょっと抵抗のある進行なんですよね。これをまさか日本語ロックで聞くことになるとは、それこそ「太陽が燃えている」に初めて接したその時まで、夢にも思いませんでしたよ。
ちょっと無理してこじつけると、「太陽〜」も「グローリア」もオクターヴ跳躍の印象に残る「リフ」がありますね(笑)。これは偶然なのか、それとも吉井さんはどこかで「グローリア」を聞いたかのか?そりゃないか。
ちなみにかのウェンディ・カーロスの「Digital Moonscapes」というマニアックなアルバムにも、このコード進行をしつこく使ったオリジナル曲がありましたっけ。今思い出した。
ま、ウェンディのは基本的にクラシック風音楽として作曲演奏されているので、別に目新しいわけではありませんがね。とにかくロックでというのは、あまり例がない(実際洋楽ロックでもどこかで聞いたんですけど、誰の何の曲か忘れちゃいました)。
歌詞も含めて、やっぱり吉井和哉の音楽世界は画期的すぎますね。ああ28日武道館行きたかったなあ。
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