森高千里 『渡良瀬橋』
今日も忙しいので他人の褌で…いやいや、森高千里さんの歌で記事を書きます。
森高さんの代表曲の一つ、「渡良瀬橋」。作詩は御本人。作曲は職人斉藤英夫さん。一昨日紹介した「Snow Again」の高橋諭一さん同様、森高さんに素晴らしい楽曲や編曲を提供している方です。
まずは、森高さん本人がピアノ、ドラムス、リコーダーを演奏して、ビートルズのレット・イット・ビーを彷彿とさせる映像に仕上がっているオリジナル・ヴァージョンをどうぞ。
森高さん自身が、この曲が生まれてから20年目となる2012年に次のようなメッセージを残してくれています。なんともしみじみとしたいい話ですね。
足利市には親戚がいることもあり、また、この歌にも深い関わりがあると言える、「スサノヲの到来」展が開催されたこともあって、何度か訪れたことがあります。
しかし、まだ歌詞に登場する八雲神社には参拝しておりません。御存知のとおり、(最も有名な)八雲神社の社殿は、2012年、森高さんが参拝した数ヶ月後に不審火で全焼してしまいました。
再建計画は多難だったようですが、森高さんを始めとする多く方々からの寄付も集まり、そして、昨年、なんと式年造替で解体された、伊勢神宮の伊勢神宮「月読荒御魂宮」の移築という形で再建されることになりました。
八雲はスサノオ、出雲の象徴。実際、祭神はスサノオです。
う〜ん、スサノオの力はすごい。天照大神、そして月読命の荒御魂を動かしたか…。結果として、本当に素晴らしい受け継ぎとなりましたね。まさに火事は「国譲り理論」に基づいた必然であったと。
私も、近いうちに八雲琴を引っさげて参拝し、奉納演奏などさせていただければと思います。もちろん、出口王仁三郎の耀わん「十和田」も持っていきます。あっ、最近出ました歌集「スサノオの海」も奉納します。
さて、この名曲、いろいろな方がカバーしていますね。まず私が好きなのは、城之内早苗さんの歌唱。大人な雰囲気ですね。
また、元「実力派」アイドル、松浦亜弥(あやや)さんのカバーも有名です。これもまたいいなあ。
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