中森明菜 『原始、女は太陽だった』
昨日に続き、懐かしく「熱い」曲を1曲。
というのは、今日は久しぶりに時間できまして、たまっていた録画をいくつか観たんですが、その中に「夏目漱石“三四郎”~108年目のプロポーズ~」がありました。面白かったですね。「三四郎」を婚活小説ととらえて、どのキャラが推しメンか、あるいは美禰子は誰と結婚すべきかを検証していました。
私はなんだかんだ三四郎推しですね。なぜなら優柔不断な田舎者ということで、自分に似ているからです(笑)。
三四郎のモデルはワタクシとして(?)、美禰子のモデルは…ご存知だと思いますが…大島優子ではなくて(笑)平塚らいてうです。
平塚らいてうと言えば「元始女性は太陽であつた」。そして、原始女性は太陽であったと言えば、中森明菜さんのヒット曲「原始、女は太陽だった」ですよね。
というわけで、夏目漱石から中森明菜につながった。
この曲の作詞者である及川眠子さんも当然平塚らいてうの名言を念頭に置いて、このタイトル、歌詞を考えたのでしょう。
一見、平塚らいてうのそれと中森明菜のそれとは、全く違う世界を表現しているかのようですが、それは「女性」と「女」の違いだけであって、本質は実はあまり変わらないのではないでしょうか。
この「太陽」を思わせるラテン・サウンドがたまりませんね。日本の歌謡曲において、ラテン音楽というのは実に大きな役割を果たしていますよね。
このヴァイオリン・ソロは誰が弾いているのでしょうか。とても上手ですね。もちろん中森明菜さんの歌唱力は抜群です!
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