2018年(平成30年)は特別な年
まったく時が経つのは早いものでして、今年も師走となりました。
来年のことを言うと鬼が笑うと言いますが、では再来年のことを言うのはいいのではないかということで、2018年のことを書いておきます。
再来年は平成30年。来年は酉年ですから、再来年は戌年です。
今上天皇の譲位問題について、先日こちらにちょっと書きましたが、今上天皇のご意向としては平成30年の11月に大嘗祭を行いたいようですね。
前の記事に書いたとおり、私はそれに賛成する立場です。法的な問題や政治的な問題は別として、歴史的、いや霊的に考えると平成30年は大きな区切りをつける絶好の機会となるからです。
2018年(平成30年)は次のような区切りがあるんです。
嵯峨天皇宸翰勅封般若心経1200年
後醍醐天皇即位700年
明治維新から150年
第一次世界大戦終結から100年
出口なお没後100年
田中角栄・中曽根康弘生誕100年
まず最初の嵯峨天皇宸翰勅封般若心経1200年ですが、かなりマニアックなところですけれども、これは非常に重要な意味を持っています。
嵯峨天皇の果たされた歴史的な意義はここでは省きますが、三筆の一人でもある嵯峨天皇が般若心経をお書きになり、それをお納めなさったということにおける神仏の融合の霊的な意味は非常に大きいと思います。
平成30年はその写経の行なわれた818年と同様に戊戌の年となります。大覚寺の動画をご覧ください。
そして、大覚寺と言えば南朝大覚寺統。天皇家が南北に分裂したのは後醍醐天皇が即位した1318年。再来年はそこからちょうど700年となります。
それ以来、霊的には分裂したままの天皇家。この前あえて書かせいただいたとおり、国民統合を象徴する以前に、天皇家が統合されていない状況のまま、700年が経ってしまったわけです。
それを霊的に解決できるのは、それぞれ南北両朝の霊統を継ぐ、皇太子殿下と秋篠宮殿下しかいません。
また、そこに深く関わっている有栖川家と出口家のことも忘れてはいけません。ちなみに大覚寺の最後の宮門跡である慈性入道親王は、有栖川宮韶仁親王の第二皇子。慈性入道親王は明治維新の年に亡くなっていますから、再来年は150年遠忌となります。北朝系の親王が大覚寺の宮門跡になったというのも象徴的ですね。
さて、今書いたように、明治維新から150年というのも非常に大きい節目です。いつかも書いたように、日本は明治維新以来の世界戦争に巻き込まれており、考え方によっては今もその戦争は継続しているのです。
私は再来年に150年にわたる近代戦争がようやく終結を迎えると考えています。世界はその方向に動いています。そして、日本の霊的勝利が確定する…そう信じています。
第一次大戦の終結は1918年。そこから100年というのもまた象徴的ではないですか。そして、その1918年には出口なおが没しています。そして、昭和を象徴する巨頭、田中角栄と中曽根康弘はその年に生まれています。
そう言えば、今日、安倍総理が年末に真珠湾を訪れることが発表されましたね。まさに戦後の総決算の時が来ているのだと感じます。
これらを総合的に考えますと、やはり平成30年(2018年)は、日本の歴史、世界の歴史にとって非常に大きな節目、区切りの年になるに違いありません。私は楽しみにしています。来年はそこへ向けて、私もしっかり準備をする年だと思っています。
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