キャパシタの時代到来か!?
この前、分かりやすいニュースとして、数秒でスマホを充電!?3万回以上使える超効率バッテリー技術を米大学が開発というのがありました。
正確に言うと、これは「充電するバッテリー」ではなく、「蓄電するキャパシタ(コンデンサ)」ですよね。まあ一般的には、スマホと言えば充電、充電と言えばバッテリーですから、表現としては良いでしょう。
私、このスーパーキャパシタについては、7年前にこちらで、「これでエネルギー問題は解決だ!」みたいなことを言っています。地熱発電とキャパシタ。今でもそう思っています。
あと、そうですねえ、小型核融合炉発電と、人工光合成でしょうかね。これからの日本のエネルギー問題の命運を握っているのは。
実は、それらについてはもともと日本は得意なんですよね。お家芸にまではなっていないけれど、ずっと世界をリードしてきた。
特にキャパシタについては、多くの企業が参入しつつあり、たとえば、Google様のニュース検索で「キャパシタ」と入れると、こんなふうにジャンジャン新技術のニュースが出てくる(おそらく7年後でもそうでしょう)。
私個人としても最近、某重工業系大手に就職した教え子に、これからは大型のキャパシタを開発して、それをコンテナ船に積んで電力を世界中に売る時代だ、タンカーで原油を運ぶ時代は終わる!などと、勝手なアドバイスをしております(けっこう本気)。
それこそ勝手なコンサルティングですが、これからはキャパシタで伸びる会社の株を買ったほうがよいかも。私は株はやりませんが、純粋に世のために投資するというのなら考えますよ。
ちなみに超シロウトのワタクシには、キャパシタで蓄電した電気をちびちびとバッテリーのごとく取り出す技術のアイデアがあります。ナイショですけど(笑)。そこが大きな障壁ですからね。
あとは、しばらくはバッテリーとのハイブリッドです。それも案外行けるのではないかと思っています。専門家の方、ぜひ頑張ってください。大いに期待しております。
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