ニュージーランドでM7.8
ニュージーランドでまた大きな地震がありました。マグニチュードは7.8。内陸の直下型ですので、大変大きな揺れになったと思います。心配です。
2ヶ月ほど前の防災の日、今年の9月1日づけの記事にニュージランドの地震(と日本)という記事を書きました。ぜひ、それをご覧ください。トンデモな「物語」なれど、なぜか無視し難いことが書いてあります。
ちょうど昨日付けの記事にも、「物語」が世界を動かすという話を書きましたし、雛型経綸の出口王仁三郎について書いたところでした。
しかも明日が68年ぶりという「超スーパームーン」。案外知られていませんが、東日本大震災の8日後も「普通のスーパームーン」だったんですよね。
まあ、科学的に言えば(ちょうど昨日の記事で言うところの歴史学にあたる)、スーパームーンだけが大地震のトリガーになることはないわけですが、私の中学校時代の自由研究(!)によると、たしかに地震の発生と月齢には明らかな対応関係があります(満月とは限らない)。
やはり人間のイメージとしては、つまり理論ではなく、物語的に言えば、月がいつもより近くなって引力が強くなると、地震が発生しやすそうな感じがするじゃないですか。その意識が集合すると地震が起きる…なんていうトンデモなこともあるかもしれません。
まあ、そういう話は置くとして、2011年2月の死者200人近くを出したカンタベリー地震は、2010年9月の本震の最大余震だと言われています。ちなみに本震ではそれほど大きな被害は出ませんでした。
つまり、熊本の地震でもそうであったように、大きな地震が起きた場合、その周辺の断層などが刺激され、より大きな地震が起きたり、より危険な領域で大きめな地震が起きたりするので、その後の地震活動にこそ注意を払うべきなのです。
そういう意味では、東日本大震災を招いた東北地方太平洋沖地震の最大余震はまだ発生していないというのが、私の見解であり、それが「本震」よりも小さい規模なのか大きい規模なのかさえ判断できないというのが事実です。
日本においても、数十年のスパンの中で、その最大余震の発生に対して、しっかりとした覚悟と準備が必要だということです。
とりあえず、今回のニュージーランドの地震を、対岸の火事ならぬ南半球の地震と思うのではなく、我がこととして捉えることが大事ですね。
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