『古事記 完全講義』 竹田恒泰 (学研)
ご縁があって、今日から富士河口湖町にて古事記講座の講師を務めることとなりました(毎週水曜日夜、全5回)。
第1回は無事終了。いかにもワタクシらしい脱線しまくりの1時間でしたが、まあ楽しんでいただけたかかとは思います。
せっかくですので、普通の本には書いてない内容を話そうと思いまして、特にここ富士山と古事記の関係(意識的に富士山が書かれていない)、宮下文書のこと、得意の「モノ・コト論」からの解釈などをベラベラと話しました。
これからも独自の「国譲り理論」など、かなりユニークな内容にしていくつもりです。
さてさて、それで「普通の本」と言いますか、普通の古事記の勉強をしたい方のための参考書として、限定2冊を紹介いたしました。
まず、一昨年このブログでも紹介した『オールカラーでわかりやすい! 古事記・日本書記』。これは本当にいいですよ。
そして、この本。明治天皇の玄孫でいらっしゃる竹田恒泰さんの講義録。
もちろん私の講義とは全然レベルや内容が違うわけですが、しかし、面白さ(笑い)の面では、もしかしてドッコイドッコイ?(笑)。いや、そちらでも負けてるのかもしれませんね。
まあ実に痛快な講義となっています。テレビやネット番組で観る竹田さんそのままという感じ。
ちなみに、こちらに書いたごとく、竹田さんと一度飲む機会がありましたが、本当に物腰柔らかでお上品な方でしたよ。知られているキャラとは大違い。さすがロイヤルな血が流れている。
というわけで、ロイヤルからはかけ離れたワタクシの古事記「不完全講義」は、はたしてどちらの方向にぶっ飛んでいってしまうのか、自分でもちょっと楽しみです。
Amazon 古事記完全講義
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