八面神社(やつおもてじんじゃ)その2(山梨県都留市夏狩)
8月に秋田県湯沢市駒形の「八面神社」を参拝しました。こちらに書いたとおり、不思議なご縁の出会いがありました。
その記事でも「やつおもて」は珍しいというようなことを書いていますが、まあ、なんと灯台下暗し。
今日都留市に出張があって、その帰り、ふとナビを見ると「八面神社」とあるではありませんか。場所は都留市夏狩。富士古道沿いです。
かつて古道をはさんで対面していた「十二天神社」には立ち寄ったことがありましたが、少し山を登ったところにあるこちら「八面神社」は初めての参拝です。
「八面神社」だけれども、きっと「やつおもて」と読まないのだろうと予測していましたが、なななんと、ここも「やつおもて」でありました。全国にそうたくさんあるわけではないので、不思議なタイミングでのお導きに、ちょっと鳥肌が立ちました。
まず鳥居がユニーク。笠木と島木がありません。そして左三つ巴。よく調べる必要がありそうです。
階段を昇ると正面に拝殿があります。
扁額には「昭和二十七年講和記念」とあります。サンフランシスコ講和条約ですね。日本の独立を記念して奉納されたということです。
由緒書。祭神はスサノヲ。八面の由来も八岐の大蛇などからか。
立派なご神木があります。左右対称の位置にももう一本あったようですが、切られていました。
夏狩のあたりの富士古道沿いにある神社仏閣、あるいは石碑などは非常に興味深いものがあります。そうそう、こういうユニークな双体道祖神もありますよ。ゆっくり散歩されてみてはいかがでしょうか。
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