タモリとMJQの共演
娘たちに、タモリがどんだけすごいかという話をしていた中で見せた映像。特にジャズをやっている上の娘には、このとんでもないスゴさについて理解してもらいたかった。
いやはや、超貴重な映像ですよね。.笑っていいともでMJQが生演奏しているだけでも、これは考えられない状況ですし、そこにタモリさんのトランペットが加わるという…。
もちろん、タモリさんのトランペットはマイルス・デイヴィスを思いっきり意識した演奏です。
今時の高校生には、マイルス・デイヴィスやMJQのすごさがよく分からないかもしれませんが、こうしてタモリさんを通じてレジェンドを知り、感じてもらうというのはいいことです。
そういう意味で、音楽に限らず、タモリさんが若者たちに「さりげなく」伝えている昭和の息吹というのは、案外にたくさんありますよね。
そう、今の若者にとってタモリはなんだか不思議な司会者という存在なんだそうです。我が家は赤塚不二夫ファンなので、その関係でタモリの才能のすごさは、娘たちもなんとなく分かっていたし、最近では「ブラタモリ」での博識ぶりに純粋に驚いていたりしましたが、さすがにこの演奏には、驚きを隠せないようでした。
それにしても、タモリさん、本当に緊張していますね。こんな堅いタモリさんをテレビで観るのは珍しい。まあ、そりゃそうだよなあ。MJQだもんなあ。
そして、ちゃんと演奏している。ミルト・ジャクソンも刺激を受けている様子がよく分かる、まさにライヴな緊張感というか、なんともたまりませんね、この雰囲気。
おそるべし、タモリ。そうです、こういう才能を決してひけらかさないところが「ホンモノ」たるゆえんですね。カッコイイ人です。
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