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2016.09.30

タモリとMJQの共演

 たちに、タモリがどんだけすごいかという話をしていた中で見せた映像。特にジャズをやっている上の娘には、このとんでもないスゴさについて理解してもらいたかった。
 いやはや、超貴重な映像ですよね。.笑っていいともでMJQが生演奏しているだけでも、これは考えられない状況ですし、そこにタモリさんのトランペットが加わるという…。
 もちろん、タモリさんのトランペットはマイルス・デイヴィスを思いっきり意識した演奏です。
 今時の高校生には、マイルス・デイヴィスやMJQのすごさがよく分からないかもしれませんが、こうしてタモリさんを通じてレジェンドを知り、感じてもらうというのはいいことです。
 そういう意味で、音楽に限らず、タモリさんが若者たちに「さりげなく」伝えている昭和の息吹というのは、案外にたくさんありますよね。
 そう、今の若者にとってタモリはなんだか不思議な司会者という存在なんだそうです。我が家は赤塚不二夫ファンなので、その関係でタモリの才能のすごさは、娘たちもなんとなく分かっていたし、最近では「ブラタモリ」での博識ぶりに純粋に驚いていたりしましたが、さすがにこの演奏には、驚きを隠せないようでした。
 それにしても、タモリさん、本当に緊張していますね。こんな堅いタモリさんをテレビで観るのは珍しい。まあ、そりゃそうだよなあ。MJQだもんなあ。
 そして、ちゃんと演奏している。ミルト・ジャクソンも刺激を受けている様子がよく分かる、まさにライヴな緊張感というか、なんともたまりませんね、この雰囲気。
 おそるべし、タモリ。そうです、こういう才能を決してひけらかさないところが「ホンモノ」たるゆえんですね。カッコイイ人です。

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2016.09.29

核廃棄物が貴金属に(!?)

 日の記事の続き。ずいぶん前になりますが、日経に「核廃棄物が貴金属に」という記事が載っていました。
 それこそ夢物語、現代の錬金術が現実のものとなるのか。ごく簡単に言うと、パラジウム107をパラジウム106に換えるということですね。
 核廃棄物として長期間放射線を出しつづけるパラジウム107に、ある条件で中性子一つをぶつけると、結果として二つの中性子が放出され、パラジウム106になるということだそうです。

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 これが実用化されるのかどうかは、私には分かりませんが、しかし、こういう夢のような技術こそ、21世紀に日本が実現すべきものであると信じます。
 昨日も書いたとおり、科学の進歩とは、それまでの常識を覆す発見の歴史であると言って良いと思います。諦めたり、馬鹿にしたり、その時点で全ての可能性は閉ざされます。逆に、最後まで諦めなかった人、あるいは馬鹿にされながらも気にしなかった人が、歴史に残る「天才」となるのです。
 そういう意味で、私は世に言われる、疑似科学や偽史やオカルトの全てを無視したくない人間なのであります。


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2016.09.28

東北発…常温核融合再び

Th_96958a9f889de2e4e0e7e0eae2e2e3eb 10月の2日から、東北大学で「第20回凝集系核科学国際会議(ICCF20)」が開かれます。
 「凝集系核融合」は、かつて「常温核融合」と呼ばれていた現象の新しい呼称です。
 「常温核融合」が、一度否定され、エセ科学のレッテルを貼られてしまったため、その名前を改めたとも言えますね。
 科学の歴史を振り返りますと、そうして一度は否定され、批判され、地獄に落とされながら、のちに復活し、最終的には常識にまでなった現象、実験、理論は数限りなくあります。
 私は、今はもちろん科学者ではありませんが、少年時代は科学者を夢見ていました。当時はそういう男子は多かった。
 私は宇宙物理学にも興味を持っていましたので、その流れの中で、核融合エネルギーについても、ある種の憧れがありました。
 その後、1989年に「常温核融合」のニュースで、私の心は再び震えました。これは革命が起こる…本気でそう思ったものです。
 しかし、その後、常温核融合の再現実験はことごとく失敗、あるいは否定され、とうとう「嘘」のレッテルを貼られることになってしまいました。
 しかし、不思議なもので、私の心の震えは完全には収まらなかったのです。なぜだったのか。
 最近、その理由が分かってきた気がするのです。
 311の原発事故がそのきっかけでした。核融合ではなく、「原子力」に対するバッシング、拒否反応が大きくなり(それは当然だと思いますが)、「核」という言葉がつくだけで、それこそ十把一絡げに「反対」される。そんな状況が、有る意味私の核融合に対する記憶を甦らせたと言えるかもしれません。
 その後、いくつかの出会いがありました。まず、若くて優秀な物理学者。そして、戦後すぐに「21世紀は核融合の時代」と言った仲小路彰です。
 彼らのおかげで、私の直観は、ある種の理論的裏付け、あるいは後ろ盾を得ることになったのです。
 そんなこともあって、「ワシは原発には反対の賛成なのだ!」のような記事を書くようになったわけです。
 そして、最近、米で特許 再現成功で「常温核融合」、再評価が加速核融合炉こそ世界の需要に応える最終の解決策核融合炉に行って、炉に飛び込んできた!といったネットの記事を読むにあたり、さらに「核融合」や「凝集系核融合」に対する関心が燃え上がってきたというわけです。
 それも、原発事故が発生した東北という地方で国際会議が開かれるという運命に、なにか見えない大きな力を感じざるを得ません。
 そんな夢みたいなことまだ言ってるのか…そう言う人もいるでしょう。核とか原子力とか、本当にやめてくれ!という言う人の気持ちも理解できます。
 しかし、私は諦められないのです。科学者ではない私には、具体的に何もできることがありませんが、一般人への、特に子どもたちへの啓蒙は、立場上可能です。
 もう一つ、国への働きかけですね。国民の核、原子力アレルギーのもと、核融合を国家の政策にするのは難しい状況です。しかし、だからこそ、そうした働きかけが重要になってくるわけですね。それも科学者からの立場ではなく、たとえば工業界、経済界などからですね。
 実は、最近ですね、私も「常温核融合」の現場に関わらせていただいているんです…なんて、そう、私たちの体内で起きている「生体核融合(生体内核変換)」についても、私はなぜか信じているんですよ。

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2016.09.27

新垣隆 『ヴァイオリンのためのソナチネ』

 然ですが、「旧佐村河内」作品を。
 だいぶほとぼりも冷めまして、久しぶりにじっくり聴いてみようかという気になりました。
 ヴァイオリン弾きとしては、このソナチネや、こちらで紹介したシャコンヌは一度は弾いてみたい曲ですよね。
 実際、こうして再び純粋に音楽として聴いてみますと、本当にいい曲であります。何よりシャコンヌ同様に、ヴァイオリンの特性を知り尽くし、それを活かす作曲をしていることに、「一流」の風格を感じますね。
 そして、日本人らしい哀愁に満ちた旋律がたまりません。新垣隆さんの才能は、やはり並みではありません。
 作曲家としてはどうだこうだと言う評論家もいましたが、いやいやなかなかのものですよ。

 この曲で高橋大輔選手が奇跡的な演技を見せてくれた、かの2013年NHK杯もあらためてどうぞ。感動的ですね。やはりこの奇跡には、音楽の力も働いていると思います。

 さて、そんな新垣さんの新しいヴァイオリン作品、無伴奏ソナタ「創造」。これまた素晴らしい曲なんですが、この対談もまた奥深い。

 ご存知のように、こういう「真面目」な一面とは別に、とってもお茶目な面も持ち合わせている新垣さん。ジャズ、民謡、演歌、歌謡曲などにも精通する、本当にうらやましい音楽人の一人であります。

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2016.09.26

ポン酢の語源

Th_as20160925001347_comm 士山が「初薄化粧」しました。初冠雪とは認定されなかったのですが、当地方からは山頂をうっすら白くした富士山を仰ぐことができました。いよいよ冬に向けて季節は動き出しましたね。
 今日はちょっと暑いくらいでしたが、我が家では先週、とうとうストーブに点火してしまいました。とは言っても、例年は8月の末、火祭りすぎには我が家でも点火の儀が行なわれていましたから、やっぱり温暖化は進んでいるのでしょうか。
 食卓にも冬を予感させるものが登場しつつあります。昨夜も鶏鍋が出ました。そんな鍋の季節に大活躍するのが、皆さんもよくご存知の「ポン酢」であります。
 あまりに一般化しているポン酢でありますが、はてさて、ポン酢の「ポン」というのはなんなのでしょう。酢は分かるとして、ポンとはなんぞや。
 そんなことを思って調べてみたら、意外な事実が分かってきました。
 そう、最初の勘では、ポン酢の「ポン」は、ポンカンの「ポン」と同じなのではないかと思っていたのですが、全然違いました。
Th_41awj6wgnl_2 結論から申しますと、一番古くはインドの古い言葉で「5」を意味する pānch という語に遡ります。なんでも5種類の果実から作られた胃腸薬(ドリンク)だったそうで、それがヨーロッパにもたらされて、オランダ語の「ポンス(pons)」、英語のパンチ(punch)、その他北欧ではプンシュ(Punsch)などとなったようです。それらはどれも、蒸留酒に柑橘類の果汁を混ぜた、いわゆるカクテルです。
 パンチと言えば、日本ではまず「赤玉パンチ」ですね。これもいわば果実酒です。そして、フルーツポンチ。フルーツパンチとも言われますが、どちらかというとポンチの方になじみがありますよね。あれも元は、リキュールにフルーツを漬けたものだったようですが、日本ではノンアルコールの方が普及しました。
 で、話をポン酢の方に戻しますが、鎖国時代にオランダ船がもらした「ポンス」が日本国内でも普及し、それがいつのまにか、柑橘類に醸造酢を加えた調味料の名称として使われるようになった、「ポンス」の「ス」に「酢」を当てたというのが本当の話のようです。
 インドからヨーロッパへ、そして日本へ。言葉も物も旅をして、いろいろ形を変えて、その地の文化となっていったということですね。
 ちなみに今私たちが想像する「ポン酢」は、いわゆる「ポン酢しょうゆ」ということになりますね。そして、「味ぽん」は、正式に言えば「味付けポン酢しょうゆ」ということになるでしょう。
 ああ、また鍋を食べたくなってきたぞ(笑)。

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2016.09.25

『亀岡の大予言者―東洋の巨人・出口王仁三郎の世界』 加藤正民 (たま出版)

Th__20160922_110629 本屋で購入。一気に読み終えました。これはいい本ですね。
 王仁三郎本はとにかくたくさんあります。中にはやや「大袈裟」なものもありますが、この本はちょうどいい感じ。
 出版は1982年ですから、70年代オカルトブームが下火となった頃。私は18歳。王仁三郎に出会っていませんでしたね。もう少しして大学生になって富士北麓に住み、宮下文書に出会って王仁三郎の名を初めて知りました。
 著者は、王仁三郎についての評価と、この本の執筆動機について、後半部で次のように書いています。

…王仁三郎という人物が、ただの新宗教創始者などと異なる、偉大な洞察力をそなえた具眼の士であったたかを認識しうると思う。ただし、いま引例した王仁三郎の軍備や戦争が、地主や資本家を守るためのものというふうな表現部分だけを取り上げて、当時の新しい社会思想との関連性のみ強調し、そこに王仁三郎の進歩性を賞讃するというふうな安っぽい考え方が近ごろの大本を取り上げる人たちの共通の視点になっているが、わたくしはそういう見方に組みしない(原文ママ)。
 王仁三郎の体制批判的発言を、当時における宗教人の立場から断言したその明確な事実は事実として認識しておくのに吝かではないが、そういうことだけが王仁三郎の偉大さのすべてではない。彼の偉大さはもっと別のところにある。王仁三郎にかぎらないが、人間としての偉大さというものは、必ずしも近代性の有無にあるのではない。
 わたくしが出口王仁三郎や大本一統の業績について、この本を書こうとするゆえんも、ただ当時の宗教の中で大本が進歩性があったとか、反体制・反権力的であったとかいうだけのことに起因するのではないのだ。
 こんにち、大本を書く人たちが、ほとんどそうした視点を発想の唯一の基盤としているわけだが、それにあきたりない思いを持つところから、わたくしはこの本を書く発心をした次第である。したがって、進歩的知識人に類する人たちが大本のシンパ面をしてきたのとは別の立場、すなわち、そうした人たちの誰もが触れなかった大本の心霊的視野から、いまこれを書いているのである。また、出口王仁三郎という人物に対しても、その辺の配慮を怠ったならば、ほとんど気狂いとしか映らないであろう。

 なるほど、左翼的な発想からの評価も多かったわけですね。時代が時代だったわけですから。
 今はどちらかと言うと、反対側から評価されることの多い王仁三郎。つまり、両翼を持ち備え、そのバランスによってより高く飛翔した存在だったということでしょう。
 ところで、面白かったのは、この古本、前の所有者が鉛筆で線を引いている箇所があるんですが、それが見事私が線を引きたいところと一致しているんです。まるで時空を超えて未来の私が読んでいたかのよう(笑)。
 そんなことをあり得ると思わせるほど、濃厚な霊的世界が描かれています。協力が出口和明さんということで、最近たとえば和明さんの息子さんが書かれた「切紙神示と共に甦る孝明天皇の遺勅(予言) 誰も知らなかった日本史 皇室に隠された重大な真実」という本に出てくる話題も登場します。
 この本でAとBと表現される、体主霊従と霊主体従の戦いは、今まさに大峠を迎えています(当時も、また王仁三郎存命中も「今が大峠」と思っていたわけですが)。はたして世界はどうなっていくのでしょうか。
 王仁三郎に興味のある方は、ぜひこの本を古本で手に入れてほしいと思います。バランスの取れた良き入門書ですよ。

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2016.09.24

『天河伝説殺人事件』 市川崑監督作品

Th_916hsq6p6xl_sl1500_ 3日連続のミステリー作品鑑賞。再び市川崑作品。
 よく言われるように、テイストとしては完全に金田一耕助の延長線上。娘たちなんか、いつ金田一が登場するのかまじめに推理していました(笑)。
 市川監督は老いてますます盛んという感じで、全く衰えを感じさせませんね。パブル期の作品でありながら、全体として落ち着きがあり、重厚さが際立っています。
 バブルな都会ともののけ的な田舎との対比がいいのでしょうかね。あるいは対比ではなくて、共通性なのかもしれませんし。
 ストーリー的にも、人間ドラマとして楽しめました。
 昨日書いたように、「君の名は。」を酷評した私は、明らかに古い「リアリズム」を映画に求める人間。あえて時代に迎合するつもりはありませんが、しかし、この「天河伝説殺人事件」を観て、本質的なことに気づいてしまったので、それを書いておきます。
 言うまでもなく、この作品の中核にあるのは「能」です。教え子が能楽師になり、娘が能楽部に入部したこともあって、ここ10年くらいでようやく能の面白さが分かるようになった私。
 そう、まさに能こそ「夢幻」世界。近代的リアリズムからすると、まさにツッコミどころ満載。能が分からなかった頃の私は、つまり近代的なリアリズムを求めていたわけですよ。
 もちろん、かたや少年時代からプロレスが好きだったりして、そういうリアリズムとは別の「脳内リアリズム」も欲するところはあったわけですが、へたに演劇にちょっと関わったりしたからでしょうか、舞台への感情移入には、そういう近代的リアリズムを必要とする体になってしまっていたんですよね。
 それが能を知ることによって、ようやく解放された。開放とも言える。
 では、映画やドラマやアニメはどうなのか。いや、やっぱり「映画館で観る映画」に求めるものと限定した方がいいのかな。
 たとえば「君の名は。」をTVアニメとして観たら、それなりに面白がれたのかもしれない。そんな気もします。
 つまり、「君の名は。」に感動できなかった私の構造にこそ問題があったのではないかと思ったのです。
 思えば、小津映画なんかも、最初はずいぶん違和感を抱きました。それが、いつのまにやら、心も体も完全に虜になってしまった。やはり、こちら側の解放があったのでしょう。
 単に「まだ慣れていない」ということかもしれませんね。旧弊から抜け出すためには、やはり進取なものに慣れていかねばならない。
 「君の名は。」に62点つけた私ですが、それはそのまま私自身への採点だったのかもしれません。
 まだまだ人生、楽しめそうですな。ありがたいことです。

Amazon 天河伝説殺人事件

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2016.09.23

『八つ墓村』〜『君の名は。』に感動する方法

Th_51r1g577qhl_sy445_ 日の「犬神家の一族」に続き、我が家ではドラマ版「八つ墓村」を鑑賞。変な家族ですね。
 父親と母親はまあいいとして、娘たちはなんで興味を持つのでしょうか。
 まず高校2年の長女は…幼い頃から「怖いものを怖がりたい」タイプでして、最近はネットで「怖い村」について検索しまくっています。全滅した村とか、猟奇的殺人事件があった村とか。変な趣味ですね(笑)。
 で、当然のことながら、津山事件を知っているわけですよ。津山と言えば「八つ墓村」のモデルになった岡山県の村ですね。例の大量殺人事件があった村です。戦前の話。
 だからドラマ「八つ墓村」は当然観たい。
 中二の下の娘は、映画マニアですし、特にサスペンス、ミステリーが大好き。ドラマではCSIを毎日のように観ております。グロいのも大好き(笑)。
 将来は映画監督になりたいなんて、まさに中二病満開な彼女にとっても、「八つ墓村」は当然通らねばならない関門ですね。
 そんなわけで、家族全員が共有できるというわけです。
 いやあ、面白かったなあ。やっぱり横溝正史の原作が素晴らしいわけですが、それをこうしてテレビドラマとして重厚に描けた時代もまた素晴らしいですね。娘たちもますます昭和に生まれたかったなあと思うようになっております。
昭和人である我等夫婦としては嬉しいかぎりです。
 さてさて、そんな昭和家族?は、昭和なだけに、現代にはついていけないところがあるわけでして、その代表的なケースが、に感動できない親子なのでした。
 あれ以来、どうにもスッキリしない日々を送っていたのですが、今日、齋藤あきこさんが、素晴らしい分析をしてくださっておかげで、「なるほど」と納得することができました。
 「君の名は。」に感動した人も、感動できなかった人も、観てない人もぜひお読みください。

『君の名は。』に感動する方法

 昭和の感性じゃあ、あれは分かるはずはないわけですね。そっか。たとえば自分が昨夜見た夢のディテールの矛盾にツッコミを入れちゃあいけないってことですね。なるほど、たしかにそうだ。
 新しい映画、アニメにとってのリアリズムは、ようやく源氏物語や浮世絵のレベルになってきたということでしょう。すなわち「脳内リアリズム」が「リアリズム」を超えたというわけです。
 私たち親子が「君の名は。」にいちゃもんをつけたのは、それこそ浮世絵やピカソに「全然現実味がない!感情移入できない」って言っていたのと同じということですね(苦笑)。

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2016.09.22

『犬神家の一族(1976)』 市川崑監督作品

Th_91bum0cezil_sl1500_ 族で鑑賞。大いに盛り上がりました。やっぱりいい作品ですね。
 先日一緒に「君の名は。」を観に行った下の娘とは、「やっぱり映画はこれじゃなきゃ」という結論に至りました。まあ、あっちが対照的にひどい作品だったので(苦笑)。
 角川映画第一作、私が12歳の時ですね。つまり、プールであれをやったクチです(笑)。鼻に水が入ったっけな。
 まあ、まさに感受性豊かな少年にですね、ある種のトラウマを植え付けた作品と言えるでしょうか。スケキヨごっこもしたっけ(笑)。
 しかし、考えてみると、もう何十年も観ていなかったので、こうして「同世代」の娘たちと、恐怖やサスペンスを共有できるのは素晴らしいことですし、まさに時代を超える名作だということになるでしょう。
 やっぱり「君の名は。」との大きな違いは、人物の描写の浅さ深さでしょう。同列に比較するのは酷ですけれど、やはり脚本、原作の文学性の有無が違いすぎるということでしょう。
 同じ市川監督・石坂主演のリメイク版は観ていませんが、あえて観る必要も感じませんね。これで充分。これを超えるのは、いくらご自身でも難しいと想像されます。いや、市川監督が最後の最期にこの作品をリメイクした理由を知るためにも、ちゃんと観なきゃいけませんかね。
 やはり、役者陣がすごいのだと思います。娘たちも驚いていました。また、市川監督の斬新な映像センスですね。洋画に押されていた当時、あえて日本映画の伝統の発展形で勝負した感じがします。
 いろいろ興味深いシーン、印象に残るシーンがありましたが、あえて私は「箏曲」の演奏シーンに関心しました。三条美紀さんは吹き替えじゃなくて、ちゃんと弾いてますよね。あの曲、難しいですよ。小杉太一郎さんの「双輪」。音は山田節子さんかもしれませんが、当て振りにしても、かなり箏曲の演奏に熟達していないとあれは無理です。
 一方、お師匠さんの前で松子(高峰三枝子)が千鳥の手事を弾く、あの重要なシーンは、明らかに当て振りと分かりますね。演奏は山田節子さんですが、はたしてわざと下手に(怪我をしているように)弾いているか…気になります。
 とにかく素晴らしい映画ですね。島田陽子さんの美しさ、坂口良子さんの可愛らしさも時代を超えています。
 やっぱりこうなったら、2006年リメイク版や、ドラマ版も観てみましょうか。なにしろ、娘たちもハマってしまったので。そう、彼女たちにとっては金田一耕助って、金田一一の「じっちゃん」なわけですから(笑)。

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2016.09.21

デュークエリントンに捧ぐクラシックジャズコンサート

 日、「宇宙人東京に現る」の記事に登場した奥田宗宏とブルー・スカイ楽団。その奥田宗宏さんの息子さん英人さんが現在でも新生ブルースカイオーケストラを率いていることも最後に書きました。
 その、奥田”スインギー”英人&ザ・ブルースカイ オーケストラのライヴ映像を鑑賞いたしました。
 最近、自分の娘が在籍する中高生ビッグバンドを聴く(観る)機会が多いものですから、久しぶりにこうしてプロの大人の演奏を聴きますと(観ますと)、なんか逆に新鮮ですね。
 そう、ちょうど夏休みに高校野球をずっと観たあと、ふとプロ野球中継を観た、あの感じ(笑)。テクニックとか精度とか、そういう違いは当たり前として、なんか、若者の純粋さ、一生懸命さと、大人の余裕、軽みのコントラストがなんとも言えません。
 高校野球には高校野球独特の魅力があり、プロ野球にはプロ野球の魅力がある。その両者があって、両者の魅力を際立たせていると言えますね。
 そう考えると、大学野球が微妙なのと同様に、大学生のビッグバンドって、私にとってはなんだか中途半端な存在だなあ(あくまで私個人の感想です)。
 特にこの動画では、まさに「クラシック・ジャズ」と言うべきデューク・エリントンの名曲をたっぷり聴くことができますから、ますます学生バンドとは違った趣きを堪能することになります。原点はいいなあ。安心。
 と言いつつ、なかなかアレンジが面白い曲もありますね。多様なボーカリストの歌芸も聴くことができますし。
 ちなみにベースは娘の師匠、斉藤真也さんです。しっかし、強力なリズム隊ですなあ。

 10月7日の「戦後、歌謡曲はジャズだった」、行きたいなあ。仕事がなあ…。

ブルースカイエンターテインメント公式

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2016.09.20

現役医師たちの内部告発

 日も某所で日本の医療に革命を起こすかもしれない重要人物にお会いしました。
 日本の医療費、あるいは薬の消費量、そして介護費の増大は、正直異常事態です。国を滅ぼすレベルです。
 ここには、当然「健康利権」が大きく関わってきています。それがアメリカ(あるいは悪いユダヤ)の陰謀であるかどうかは、ちょっと置くとしても、とにかく日本の状況は世界から見て異様な状況です。
 人は、お金より何より、やはり自らの「健康」が一番大切であり、そして心配です。ある意味、お金持ちほど健康を害する可能性が高く、だからこそ健康の重要性を何より感じ、そこにお金をつぎ込むことになります。私の周囲にもそういう方々がたくさんいます。
 そう考えますと、実は健康というのは、まずは「清貧」からということも言えますよね。私なんか、「清」かどうかは分かりませんが、一日一食ですし、ある意味では「貧」です。そんなおかげさまで、今のところ大きな病気もありませんし、精神的な不調もありません。
 それなのに、たとえば職場の健康診断では、必ず「病人」と判定されます。病人と呼ばれるわけではありませんが、病院に行きなさいと命令される。
 よく言われるように、健康診断は病人を作るシステムであるとも言えます。実際、私の職場で健康診断業務を委託されているのは、某医薬品メーカーと強いつながりのある大企業の系列会社です。
 不安を煽って、お金をつぎこませるという意味では、どこかの悪徳エセ宗教団体と一緒ですね。
 さて、ずいぶんいろいろな悪口を書いてしまいましたが、こう書いてしまうのも、実際にそれぞれの業界の裏話を聞いているからです。それぞれの業界に友人や教え子がおりますので。
 特に驚くべきは医療の世界ですね。「え〜?ホント?」ということのオンパレードです。政治の世界などと同様、私たち凡人には分からない高度な知識と経験の世界ですからね。もう、おまかせするしかない。政治もそうですが、自分でやってみろと言われると黙るしかない。
 で、週刊現代に、そんな医療の世界の「ここがおかしい」を、現役のお医者さんたちが語った記事がありましたので、それを紹介します(ネットで読める元記事はこちら)。

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 冒頭の話ですが、医療の世界、薬の世界、福祉の世界に革命を起こすような発明や発想というのは、必ずある勢力から圧力がかかり、場合によっては消されます。そういう話もたくさん聞いてきました。
 しかし、いつまでもそんな悪事が通用するわけはありません。なんらかの形で、この悪弊を崩し、正常な「健康」の世界を作らねばなりません。まあ、私は命も名誉や地位もそれほど惜しくないので、正義の味方になりたいと思っていますよ(笑)。
 興味のある方、困っている方はご連絡ください(vef04007@nifty.com)。

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2016.09.19

『君死にたまふことなかれ』 与謝野晶子

Th_img_5659 日は某所にて朗読の会のお手伝い。
 私は朗読に合わせてヴィオラを即興演奏しました。
 時々やらせていただく形式ですね。BGMや効果音を付けていきます。細かい打ち合わせはなく、その場の空気で音を足していきます。出すぎず、あくまで刺身のツマに徹するのは、けっこう難しいものです。
 全部で10作品ほどに合わせて演奏させていただきましたが、まあまあの出来だったのでは。もちろん、朗読が素晴らしかったので、こちらもインスパイアされて気持ちよく演奏することができました。
 中でも私が印象に残ったのは、与謝野晶子の有名な「君死にたまふことなかれ」ですね。全編音を加えながら、いろいろ感じ、考えてしまいました。
 言うまでもなく、これはいわゆる「反戦の歌」ではありません。よく読めばわかります。
 もちろんいろいろな解釈があってこその名作ではありますが、誤読はいけませんね。
 そんなわけで、今日は皆さんにも改めてお読みいただきたいと思い、掲載いたします。


君死にたまふことなかれ

 (旅順の攻囲軍にある弟宗七を歎きて)




ああ、弟よ、君を泣く、

君死にたまふことなかれ。

すゑに生れし君なれば

親のなさけはまさりしも、

親はやいばをにぎらせて

人を殺せと教へしや、

人を殺して死ねよとて

廿四にじふしまでを育てしや。



さかいの街のあきびとの

老舗しにせを誇るあるじにて、

親の名を継ぐ君なれば、

君死にたまふことなかれ。

旅順の城はほろぶとも、

ほろびずとても、何事なにごとぞ、

君は知らじな、あきびとの

いへの習ひに無きことを。



君死にたまふことなかれ。

すめらみことは、戦ひに

おほみづからはでまさね[#「出でまさね」は底本では「出でませね」]

かたみに人の血を流し、

けものみちに死ねよとは、

死ぬるを人のほまれとは、

おほみこころの深ければ、

もとより如何いかおぼされん。



ああ、弟よ、戦ひに

君死にたまふことなかれ。

過ぎにし秋を父君ちゝぎみ

おくれたまへる母君はゝぎみは、

歎きのなかに、いたましく、

我子わがこされ、いへり、

やすしと聞ける大御代おほみよ

母の白髪しらがは増さりゆく。



暖簾のれんのかげに伏して泣く

あえかに若き新妻にひづま

君忘るるや、思へるや。

十月とつきも添はで別れたる

少女をとめごころを思ひみよ。

この世ひとりの君ならで

ああまたたれを頼むべき。

君死にたまふことなかれ。



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2016.09.18

そこまで言って委員会NP 『民進党大会&共産党大会』

 日の「そこまで言って委員会」は面白かったですねえ。菅直人元総理をはじめとする民進党…というか民主党から錚々たるメンバーが出演し、民主党(民進党)らしさ満開、すなわちバラバラ感が見事で、これはこれで多様性があって良いなと思った次第です(笑)。
 この番組が東京で放送されていないのは残念ですね。山梨県民で良かった!?
 全編ではありませんし、いつ削除されるか分かりませんが、ぜひ東京の方、あるいは見逃した方はぜひどうぞ。
 この調子では、自民党政権は安泰ですね。それがいいのか悪いのかは別として…いやいや、やはり健全な野党は必要ですよ。

 野合ではない、ある意味健全な野党と言えば日本共産党。3年前、これまた画期的な企画があったんですよね。こっちの方がより面白いかもしれない。そう、共産党大会です。
 共産党ファン(あくまでファンです)であるワタクシとしては、これはこれでありだと思いますよ。1000年後には彼らの主張が常識になるかもしれませんね。私はそういう未来理想的な思想も大切にすべきだと思います。保守派に足りないのはそれです。

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2016.09.17

第14回 富士学苑中学・高等学校ジャズバンド部リサイタル

Th__20160918_155921 の勤務する学校のジャズバンド部のリサイタルがふじさんホールにて行われました。
 今や全国を舞台に活躍する、最も有名な学生ビッグバンドとなった「Moon Inlet Sounds Orchestra(MISO)」。その証拠と言ってはなんですが、オープニングでの、東京スカパラダイスオーケストラメンバー全員や、総理夫人からのメッセージにまず驚かされましたね。実力と実績あってのことです。
 なんと年間60近いステージをこなす彼らですが、3年生の引退の舞台ともなるこのリサイタルが最大にして最重要な演奏の場となります。
 毎年メンバーが入れ替わる学生バンドにおいて、その年の生徒の個性に合わせて、常に最高レベルの集団に鍛え上げる顧問の大森先生の手腕には、本当に脱帽です。
 今年のバンドは、派手なソリストやヴォーカリストはおらず、どちらかと言うと小ぢんまりした印象を持っていましたが、いやいやどうして、このリサイタルは全体として学生バンドらしさを楽しめる素晴らしいものでした。
 特に、今回はPAや照明に一流のプロを採用したこともあり、彼らの良さがバランス良く表現できていたと思います。もちろん、弱点をカバーしてもらえるなど、強力な演出力に助けられた部分もあるとは思いますが、まあ、そういう意味も含めて生徒たちにとっても大変贅沢なステージでした。
 このリサイタルをもって引退する9名の高校3年生の皆さん、お疲れ様でした。皆さんのこの部活、バンドでの体験は必ずや将来役に立つことと思います。あまりにスペシャルな3年間だったと思いますよ。あとは、なんらかの形で音楽を続けてほしい。そうなることを願い祈ります。
 そして…ワタクシごと、というか我が家ごとで恐縮ですが、ウチの上の娘は当バンドでベースを担当して5年目となります。ようやく体全体で音楽を表現できるようになってきました。まだまだ音楽的には物足りなく、歯がゆい演奏をしておりますが、来年のリサイタルがいよいよこのバンドでの最後の演奏となるわけですから、これからの1年で、仲間たちと思いっきり成長してもらいたいと思います。
 今日はせっかくですから、彼らの演奏の録音を聴いていただきたいと思います。私が客席で機材を手持ちで、なおかつオートレベルで録音したものですので、ちょっと不自然なところもありますが、雰囲気は充分に伝わることと思います。
 どうぞお聴き下さい。

第1部オープニング&レギュラーバンド

第2部ジュニアバンド

第3部レギュラーバンド&オールメンバー〜アンコール

エンディング

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2016.09.16

伊達マスク

Th_fe429ee1e194ee3e4e2db6d23ee6c053 員室での話題。
 とにかく最近マスクをしている生徒が増えました。理由はいろいろ。
 花粉症、風邪予防、のどの保護ならまだしも、顔を隠す、ファッション、具合悪いアピール(かまってちゃん)などなど、純粋ならざる理由もちらほら。
 なんでも、世の中では、「伊達メガネ」ならぬ」「伊達マスク」という言葉や、「顔ひきこもり」、「マスク依存」なんていう言葉が使われるようになっているのだとか。
 教員としては、生徒の表情が読み取れない(情報が圧倒的に少なくなる)ので、実に面白くない傾向です。また、発言の際にもマスクをしたままの生徒がいて、聞き取れなかったり、なんとも不快に感じることの多い日常です。
 この季節でさえこの数ですから、これから寒くなるとさらに増加することが見込まれます。そう、当地は極寒冷地ですから、「防寒」という理由も増えますよね。
 それにしても、最近の「顔ひきこもり」マスクの増加は、なんとも気味悪く感じられます。もちろん、いろいろな事情で、「マスク依存」になるのは分からないでもないのですが、やたらマスクをしている人の多い街の風景は、やはり異様に感じられます。外国人から見ると、日本人はみんなマスクをしている…。
 マスクは言うまでもなく「仮面」であって、もともと「覆面」の機能があったわけです。しかし、では、みんなが覆面をして歩いている社会が正常かというと、やはりそれはおかしいでしょう。ルチャになっちゃいますよ(笑)。
 一昔前は、帽子にサングラスにマスクとなると、まちがいなく強盗犯のアイコンでしたが、今では決してそうとは言い切れない状況ですよね。
 今日は、普段マスクをしていない男子がマスクをして登校したので、先生方みんな心配して「どうした?」「大丈夫か?」と心配したのですが、「いや、風邪予防です」とか言われ、がっくりしました。それって単なる構ってちゃんだろ!とツッコミを入れたくなりましたね(笑)。
 そう、最近、そういう具合悪いアピールする情けない男子が増えてきていて暗澹たる気分になります。古い世代の男からすると、「具合悪いなんてのはかっこ悪い!」と思うのですが、今の男の子たちは違う。他人に心配してもらうことを恥と思わないどころか、演技までして世話されたいと思うのですね。
 これは困ったことだと、ある先生が知り合いに話したら、いやいや生徒だけじゃないですよと。若い男の先生もそう、それどころか若い警察官までそうだという…。
 なんだか、どうしちゃったんでしょうね。これじゃあ、ますます女が強くなっていきますよ。
 ま、男が無理して強がっていばり、女が無理して我慢して慎ましくしていた時代の方が不自然だったのかもしれませんがね。人間も動物ですから、やっぱりメスの方が生命力があるというわけでしょうか。
 これは本当に冗談で終わってほしいのですが、もしかすると、これからは「伊達松葉杖」とか「伊達車椅子」とかまでが登場するのではないかと、ちょっと心配になってしまいました(苦笑)。
 そうそう、ウチの学校では、そのマスクの理由・目的が次のうちどれなのか、ちゃんと数字で表示してもらおうと思います(笑)。

1 実際に風邪をひいていて、他人にうつさないため。
2 風邪(インフルエンザ)予防のため。
3 花粉症対策。
4 のどや顔の保湿のため。
5 顔を隠すため。
6 具合悪いアピールのため(実際はそれほど具合悪くない)
7 ファッション。
8 その他(具体的理由・目的をマスク前面に記述する)。

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2016.09.15

VICE Media Japan

 日はAbemaTV の VICE Japan チャンネルでいくつか面白い番組を観ました。
 世界的に評価の高いVICEの日本版。まあ、普通のテレビ局では絶対取り上げないような「アブナイ」素材を扱うことを得意としています。
 別にAbemaTVでなくとも、VICE Japan(YouTube)でほとんど観ることができます。
 スタイリッシュでカッコいいけれど、世の中のタブーや核心に迫る映像には、不思議な魅力があります。
 ちなみに今日観たのは、次の三つの番組。いずれもヤバイですね。でも、どれもメチャ興味ある分野(笑)。

 リトル・ペブル同宿会は、ウチのカミさんの実家の近く、親戚の生活圏にあります。小学校や中学校も周囲にあるんですよねえ。なんとも不思議な団体ですなあ。

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2016.09.14

『君の名は。』 新海誠監督作品

 62点!
 私と次女の採点です。厳しいですか?いや、けっこう甘くつけて62点です。
 今日、学校が終わってから、次女と富士宮のイオンシネマに飛び、レイトショーで鑑賞しました。
 62点…期待したほどではなかったというような観点ではなく、表現者を目指す我ら親子独自の観点での採点です。
 具体的にどこが問題なのか、そんなに偉そうなことを言える立場なのか、ただ単に人がいいというものを良くないというアマノジャクなのではないか…いろいろな声が聞こえてきますので(笑)、あまり批評家然として具体的なことは書きません。
 とにかく、私と娘、あそこはこうした方が良かった、あそこはない方が良かった、結末は…というようにほとんど意見が一致したのです。まあ、親子ですからね(笑)。
 ものすごく大きな視点で言いますと、あのテーマでしたら、あそこまで現実離れした設定(入れかわりとか彗星の衝突とか)はいらないと思います。
 せっかく絵がきれいで、ある意味リアルなのに、どうしても感情移入できなかったのは、つまりそういうことですよ。
 私だったら…いやいや、それはここではやめときます。私たちの戯れ言をお聞きになりたい方には、直接お話ししますね。
 私の感想、評価を端的に言うなら、同じ新海誠作品なら「秒速5センチメートル」の方がずっといい。別の作家のアニメ作品と比べるなら、「サマー・ウォーズ」の方が100倍良かった、ということになりましょうか。
 それでも、世の評価が異常に高いのは、私たち親子の映画読解能力が低いのか、本当にステマが横行しているのか、どっちかでしょう。
 最後会っちゃうもんなあ…究極のストーカーアニメ(笑)、ぜひ、劇場でお確かめください。
 何度も観る方もいらっしゃるようですね。私と娘はあえて岸恵子と佐田啓二の「君の名は」三部作を鑑賞します。

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2016.09.13

285円の腕時計(笑)

Th__20160914_103254 しいので小ネタで。
 ずいぶん前に愛用していたスカーゲンの腕時計が止まりました。電池切れでしょうか。かつて1回自分で電池交換をしましたので、今回もと思いAmazonで検索していると…、2900万円の腕時計を見つけて大笑いしました。
 で、結局何も買わず腕時計なしでずっと過ごしていたんですけれど、最近やっぱり不便を感じて検索したんですね。そうしたら、今度は逆のパターン…あれれ、ボタン電池と同じ値段で立派な(?)時計が買えるではないですか!
 ま、285円で送料もかからないというから、だまされたと思って注文してみました。
 もちろん中国製。中国から配送されるということで、結局手元に届くまでに2週間以上かかりましたが、まあ手にしてみて驚いたのなんのって。
 だまされたどころか、なんだかとってもステキな時計です。ほぼ写真のイメージどおり。ちゃんと動いてるし(笑)。
 ガラス面のカットも凝っていて、なんとなく高級感を醸し出しています。ベルトがちゃちいというレビューも多くありますけれど、まあレザーですし、こんなものでも充分でしょう。なにしろ300円以下なのですから。
Th__20160914_105957 文字盤のデザインもシャレてます。私のところに来た製品はちょっと中心がずれているのですが、気にしない気にしない。これが数万円、いや数千円出したモノなら、ちょっとガッカリですが。
 なんでこれが285円で中国から届くんでしょうか。経済システム、どうなっているんでしょう。
 けっこう売れてるみたいなので、それなりに儲かってるんでしょう。原価、人件費、送料とかどうなってるんでしょうか。
 こういうバカ安腕時計、けっこうたくさんAmazonにあって、なかなか個性的なデザインのものもあります。それこそだまされたと思って、いろいろ買って、気分で着替えながら使うといのうもありじゃないでしょうか。
 あとはいったい何年、いや何ヶ月駆動するのかというところですね。それも楽しみであります。
Th_img_5555_2 そうそう、Amazonで腕時計と言えば…上掲の2900万円の腕時計ほどではありませんが、この99%OFFもすごいですよね。なんでこういう参考価格になるんでしょうか(笑)。
 Amazonって、こういう見方をすると、けっこう面白い商品がたくさんあります。お坊さん(葬式)の宅配に近いものもありますよ。ヒマつぶしに、そういう「ウィンドウショッピング」はいかがでしょうか。

Amazon ファッション腕時計

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2016.09.12

韓国南部でM5.8

Th_img_5609 鮮半島は地震があまり発生しない地域ですが、ここのところM5レベルの中規模地震が数回起きています。
 まず今年7月5日の20時33分に今回の震源の東側でM4.9。
 続いて先日、9月9日朝に北朝鮮でM5.3(核実験による人工地震か)。
 そして今日、19時44分に韓国南部M5.1、続いて20時32分に観測史上最大のM5,8。
 上記のごとく9月9日の地震は核実験によるものです。そんな折に発生した今回の地震。7月5日の地震と発生時刻がほとんど同じこともあって、韓国の一部では「北朝鮮による人工地震では?」という憶測も。
Th_t02200375_0240040911125030481 たしかに、今回の震源の近くには原発があります。韓国の原発の耐震強度はM6.5程度を想定していますから、もう少し大きな地震(日本では日常的に発生する規模)が発生すれば、深刻な原発事故が発生する可能性もあります。
 実際のところ、人工地震である可能性はないと思いますが、韓国ではここ数十年で地震発生数が増加傾向にあり、今回も立て続けに中規模地震が発生し、さらに規模が大きくなっていること、建造物の耐震性が低いこともふまえますと、ある意味日本よりもリスクは大きいと言わざるをえないと思います。
 こうした、韓国の地震増加は、大きな目で見れば3.11東北地方太平洋沖地震が誘発しているとも言えますし、今回に限っては、熊本の地震が誘発したとも言えましょう。
 逆の見方をしますと、過去、韓国で地震が発生するとその数カ月後に九州地方を中心に西日本で比較的大きな地震(M6〜7)が発生していることが分かります。
 まあ地球全体から見れば、日本列島と朝鮮半島はほぼ同じ地域ですからね。今回も外国での珍しい地震ととらえるのではなく、我が身のことと考えるのが良いでしょう。


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2016.09.11

『東京原発』 山川元監督作品

Th_517gqtja6pl の映画は「今見ると」本当にすごい。2004年公開ですから、2011年の福島第一原発事故の7年前ですよ。公開当時はほとんど注目されなかったでしょうね。早すぎたのか。
 それにしてもよくぞタブーの部分に切り込んでいきましたね。大したものです。映画業界も、戦後たっぷりそちらの利権の恩恵を受けて来ましたでしょうから。
 東京に原発を誘致する…実は私も同じ構想を以前から持っています。もちろん、この映画で語られている、「最大消費者たる東京がリスクをも負うべき」という理屈もある部分では共有しています。
 ただ、私が言う「原発」とは、「核融合炉」のことですから、根本の部分で核分裂炉とは違います。リスクの意味合いや確率、規模が違うということです。
 ただ、発電方法の種類にかかわらず、やはり送電ロスについてはよく考えなければなりません。
 私の考えの結論だけまとめてしまうと、小型核融合炉とキャパシタを各家庭とは言いませんが、各自治体に備えるというイメージです。まあ、いつのことになるやら分かりませんが。
 それにしても、この映画で描かれている「原発安全神話」が、本当に「神話」…いや、与太話であったことは、5年前の原発事故が証明してしまいました。なんとも皮肉なことですね。
 この映画は原発推進派にとっても、原発反対派にとっても、いろいろと考えさせられる内容の重みを持っています。
 そうそう、この映画の公開当時、原発推進派であるエネルギー問題に発言する会が発表した映画「東京原発」にみられる間違いを併せて読むと、これまた勉強になりますよ。
 おととい紹介した「宇宙人東京に現わる」や、この「東京原発」も、Amazonプライム会員だと無料で観られます。なんともいい世の中になりましね。過去の知られざる名作を改めて観る機会を得られます。感謝感謝。

Amazon 東京原発

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2016.09.10

【討論】世界と日本の現在(いま)

 ろいろ仕事やら作業をしながら聴いていた討論番組。毎週土曜日はこうして保守派の皆さんのご意見を聴き勉強する日となっています。いろいろな立場の方の意見に耳を傾けなければ。最初から壁を作って耳を閉ざすのだけは避けたいと思っています(と言いつつ、どうしても話を聴きたくない種類の人もいますが)。
 今日のチャンネル桜「闘論!倒論!討論!」は特別版。何が特別かというと、論者が精鋭4人だったことでしょう。司会の水島さんを入れても5人ということで、いつもよりそれぞれのご意見を深く聴くことができました。これもいいですね。
 その4人とは、馬渕睦夫さん、中西輝政さん、高山正之さん河添恵子さん。全体的には、グローバル資本主義、ワンワールドは、実は(二次)ユダヤによる左派的な活動の過程と結果であるという事実(?)をベースに、日本のあるべき姿、特にアメリカとの関係をどうするかという話でしたね。
 戦前からそうした流れに抗ってきた、また、違った意味で「ワンワールド(みろくの世)」や「グローバリズム」を叫んできた、出口王仁三郎と仲小路彰に興味を持ってきた私としても、非常に興味深い内容でありました。
 一方で、岸信介の血脈(政脈)を継ぐ安倍総理の様々な外交的活動(ここで俎上に載せられている70年談話や慰安婦合意も含めて)が、はたしてどのような意図をもって行なわれているのか、本当にアメリカの言いなりになっているのか、それとも…という点に非常に関心があります。
 先日、ある外交官の方とお話する機会がありました。彼はユダヤやイスラームの歴史に造詣が深いため、世間一般とは違った視点で世界を見ています。とても面白い話をうかがうことができました。日本にとってチャンスなのかピンチなのか…いや、ピンチがチャンスなのだと納得しましたね。
 皆さんもこの討論で、少し違った視点を学んでみてはいかがでしょうか。



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2016.09.09

『宇宙人東京に現わる』 島耕二監督作品

Th_913abpimshl_sl1500_ 朝鮮が核実験をしました。それなりの技術力を獲得しているということですね。この時代になって、これほど近くに核の脅威があるというのは、これはたしかに異常事態です。
 そんなニュースを聞きながら、ふと思い出したのがこの映画。1956年(昭和31年)公開の、日本初の本格カラー空想特撮映画。
 テーマはずばり「原子力の平和利用」。しかし、結末は大いに矛盾のあるものになってしまっています。唯一の被爆国である日本の苦悩が、ある意味未来的に描かれている作品です。
 この映画に出てくる宇宙人は、その筋では有名なパイラ人。かの岡本太郎デザインと言われていますが、本当なのでしょうか(岡本太郎は「色彩指導」としてクレジットされている)。
Th__20160911_73301 まあ、岡本太郎的なデザインとも言えるし、一方であまりに安易でチープなデザインとも言える。もちろんだからこそ「カワイイ」のですが(笑)。
 パイラ人も核戦争を体験し、そして反省して原子力を平和利用することになったという歴史を持っています。そして、「宇宙道徳」に従って、地球の危機を救おうとします。つまり、「いい宇宙人」。
 ネタバレしてしまうと、結果として日本人は、核保有国の協力を得て、地球を滅亡に追い込む強大な「敵」を攻撃することになります。しかし、それが効果なしと分かると、原水爆を超えた兵器をパイラ人とともに作り、結果として「敵」を粉砕してめでたしめでたしとなる…。
 これって「平和利用」なんでしょうかね。もちろん、その矛盾をテーマにしたのでしょう。
 戦後10年が経ち、敗戦、被爆という過去の現実を肯定する、いや忘れるために、この時代はとにかく「原子力の平和利用」が謳われました。もちろんそこから原子力発電という未来が生まれていくわけですね。
 たとえばこの時代に日本の裏面で活躍していた仲小路彰も、原子力こそ未来を切り開く「光」であると力説していました。もちろん、彼はすでに「核分裂」ではなく「核融合」こそが、その「光」の本体であると考えていたわけで、のちの原子力発電とは一線を画しますが。
 このたびの北朝鮮の脅威をこの映画に無理やり重ねるとすると、そういう地球を破壊するような「敵」に対しては、各国が核兵器をもって粉砕していいということになりますよね。
 極論とは言え、この映画の時代性からすると、それもまた「平和利用」の一部となるということでしょうか。極論すぎますかね。
Th__20160911_72659 その他、高度経済成長が始まらんとする頃の日本の風景をいろいろ見ることができて、なかなか面白い映画です。
 マニアックな視点で私が「お〜」と思ったのは、奥田宗宏とブルー・スカイ楽団の演奏のシーンがけっこう長くあるところです。
 先日、奥田宗宏さんの息子さんである奥田英人さんのライヴに行きました。あの頃から60年が経ち、日本の音楽事情、ジャズ事情、ビッグバンド事情も大きく変わった中で、奥田英人さんがザ・ブルースカイオーケストラを存続しているのは立派なことだと思います。

Amazon 宇宙人東京に現わる

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2016.09.08

iPhone7発表

Th__20160909_83607 日から清里にて自然教室のため、簡単な記事となります。
 日本時間の本日未明、Appleより新しいiPhoneの発表がありました。iPhone7です。
 今回の目玉は、なんと言ってもSuicaに対応したことでしょう。とってもローカル、日本限定、それも基本地域限定の目玉ですが。
 Androidではすでにおサイフケータイは日常になっていましたので、トピック的には今さらという感じですが、だからこそこれが大きな事件となるわけです。
 昨日の「小さな幸せ」ではありませんが、当たり前が手に入らない時間が長ければ長いほど、その当たり前は当たり前ではなくなります。
 iPhoneは、その一つの当たり前がなくても、日本では今まで圧倒的な人気を誇ってきたわけですね。そこにちょっと翳りが出てきたこのタイミングで、いよいよ(ようやく)「当たり前」を投入してきたわけです。
 これが戦略だとしたら見事としか言いようがありません(たまたまの可能性も高いのですが)。
 それから、iPhoneがおサイフ化することで、さらにマネーの抽象化が進むことになりますよね。これも大きな大きな事件です。新しい経済に向けての契機となるでしょう。
 新しい経済のシステムは日本が主導していきます。その象徴がおサイフiPhoneということになります。
 私はまだしばらく6を使うつもりですが、もしかすると来年の今頃には7Sが発表され、私もそれを使っているかもしれません。
 これで大きな流れができますと、日本全体で経済システムの変化が起き始めますよ。注目してみてください。

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2016.09.07

小さな幸せ(笑)

Th_img_5514 ろいろと原稿やら報告やらの締め切りが迫っておりまして…いやはや、文章を書くというのは大変ですね。
 それでもこういう仕事や趣味は、ちゃんと紙やネットの上に「作品」が残るので、まあやりがいはありますよ。
 というわけで、今日は(も)皆さんにとってはどうでもいい話を。
 なんだか、ここのところ「小さな幸せ」を感じることが多いのです。たとえば今日はこんな(くだらない)幸せがありました。
 まず、仔猫を2匹保護したこと。学校の近所に猫好きのおばちゃんがいて、野良猫を世話しているのですが、仔猫が生まれるたびに学校に連れて来て私に「保護」を頼むんです。
 ご存知のように、我が家は「大」がつくほどの猫バカ一家。特にカミさんの愛猫ぶりは異常です(笑)。そんなわけで、仔猫を保護していろいろな方々にお譲りして飼ってもらうということを日常的にやっております。
 今、保護のターゲットになっている仔猫は7匹いるのですが、そのうちの2匹の保護に成功しました。この2匹はもうもらい手がつきそうです。ありがたいことです。
 続きまして、ガソリンスタンドでの(くだらない)幸せ。これはホントに個人的なことです。ここ数ヶ月、ガソリンスタンドに寄るのが億劫でした。理由は二つ。
Th_img_5492 まず、愛車の軽貨物車の給油口のフタが壊れて、応急処置として小型強力磁石で落ちないようにしていたんですね(笑)。もう1年くらいになりましょうか。直しに出すのも面倒なのでそのままにしておいたのですが、なにしろスタンドで面倒くさい。セルフなら自分で降りて自分で磁石をはがして…という手間をかければいいだけですが、店員さんに給油してもらうとなると、説明して降りて自分で開けて、そして感心されて(笑われて)最後はまた磁石で止める…と非常に面倒くさい(笑)。これがけっこうストレスだったのです。
Th_img_5494 そのマグネット式フタを、とうとう新品に交換しまして、普通に車内からボンと開けられるようになったのです(笑)。ちなみに車屋さんに交換を頼んだのではなく、ヤフオクで新品のフタを格安で購入し、自分で交換作業をしました。まあ、別に難しいことはないので5分でできましたが…もっと早くやればよかったのにね。
 さらに、いつかも書きましたっけ、私は宇宙人だからなのか(?)、磁気カードやICカードがすぐにダメになってしまうんですよね。特に手から磁気が出ているらしく、クレジットカードはすぐに使えなくなる。なんとこの1年で6枚再発行しました!
 保管方法とかに問題があるわけではありません。本当に持っただけでダメになるんですよ。で、特によく使うガソリンスタンド用のカードがまた数カ月前に使えなくなって、それこそもう5回目くらいの再発行になるので、なんか申し訳なくカード会社に電話するのを躊躇していたのです。しかし、先週でしたか、勇気をふりしぼって(?)、再発行をお願いしました。それが一昨日届きまして、恐る恐る使ってみたら使えた!…って当たり前か。
 いや、そういう、フタがポンと開くとか、カードが普通に使えるという、普通の人の普通の日常が戻ってきただけでも、大感動なのであります。
 妙に横着して我慢していたために、こんな小さな幸せさえも感動につながる。これっていいですね。
Th_14183680_534501206755223_1376583 ついでに言うなら、今、カミさんが勝手に始めた「冷蔵庫の中身がなくなるまでスーパーに買い物に行かない」というゲームに巻き込まれています。
 しかし、そのおかげで、普段食べない食材のおいしさに気づいたり、普段は絶対にしないであろう食材や調味料の組み合わせに意外な発見があったりと、ここでも小さな幸せを感じることでできております。
 ふむ、こうしてみると、私たちの「幸せ」というものは、本当にそこらへんにたくさん転がっているのだなということが分かります。また、ある種の演出(がまん)によって、幸せを創造することさえできるのだということ。つまり、幸せは日常との相対的な関係でしかなく、当たり前が当たり前でなくなった時、あるいは当たり前からあえて距離を取ってみた時に、勝手に現れてくるもので、決してお金がかかるものではないのだなと。逆にお金をかけない方が、幸せになれるのですなあ(笑)。ま、それって真理でしょう。お釈迦様の言うとおりです。


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2016.09.06

渡部昇一『書痴の楽園』 知の巨人が語る夏目漱石『こころ』

 DHCシアターはなかなか面白い番組が多く、時々見ております。
 いきなり全然どうでもいい話ですが、DHCとは「大学翻訳センター」の略なんですよ!今ではもちろん化粧品、健康補助食品の会社ですけど。
 いや、今日の話は、まさに「大学翻訳センター」と関係あるかも。
 というわけで、今回紹介するのは、渡部昇一さんの夏目漱石論。大学、英語、翻訳、関係していますよね。
 特に高校国語でも取り上げられる「こころ」を中心としたお話。最近、私は中学の論理の授業と高校の大学入試対応の授業しか担当していないので、もう「こころ」の授業をしなくなって10年以上になりますね。
 この番組での渡部さんの話を聞いて、久しぶりに少し語りたくなりました(笑)。
 そう、私の中でも、漱石の「こころ」の評価ははっきり分かれています。ものすごくいいか、ものすごく悪いか。いまだにどっちなのか分かりません。そして、それが魅力なんですね。
 渡部さんのお話…学者としての漱石、露伴との比較、「力が入ると軽みになる」など、とっても面白かった。
 皆さんもぜひご覧くださいませ。渡部さんも宮崎さんも日本語をゆっくりていねいにお話になりますので、2倍速でも充分聞き取れますよ。

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2016.09.05

牛革軽量ウォーキングシューズ2種 (アシックス)

Th__20160906_112502 日は本当に軽いネタ。軽いモノ。
 8月に自分の誕生日があったのですが、誰も祝ってくれないので自分でプレゼントを買いました(笑)。というか、ずっと履いていたウォーキングシューズの踵がダメになってきたので、たまっていたポイントを使って購入したわけです。
 購入したのは2種類。仕事用の「黒」と休日用の「茶」。本革で軽量、疲れず、そしてある程度安価なものを探していたところ、結果として両方ともアシックスの製品となりました。
 黒い方は「TABIBIYORI(タビビヨリ)」。いかにも高齢者の小旅行用という感じのデザイン。ある意味一番かっこ悪いと言われる革靴ですね。
 まあ、とにかく履きやすければ良い。スリッポン式に履けるのが一番。そういう意味では完璧です。ちょっとオシャレな革靴は車に常備しておいて、普段はこれで通勤しております。
Th_719ycrjtv8l_ul1500_ 茶色の方は「Hite Luck(ハイテラック)」。こちらもステキなネーミングですね(笑)。「履いて楽」ということでしょうか。ネーミングはオヤジギャグですが、こちらは若い人が履いても恥ずかしくないデザインです。
 履き心地もいいし、なにしろ牛革なのに軽い。驚きの軽さです。
 両方とも今のところ満足していますが、あとは耐久性ですね。特にソールと踵部分。
 いずれにせよ、これから一緒にいろいろな所に行くことと思います。どんな土地でどんな土や床を踏むことになるのでしょうか。

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2016.09.04

十六菊花紋のカフス〜戦前のシュメールブーム

Th_img_5490 日は軽くて重いネタです。
 最近、カフスボタンを集めるのが趣味になっております。実際仕事の時にもしていきますから、実用的な趣味ですし、ファッションと言えばファッション。
 で、以前からどうしてもほしかったデザインのカフスを本日入手いたしました。そのデザインとは「十六弁菊花紋」。皇室を象徴する「菊の紋章」ですね。
 いえいえ、決して私は右翼ではありませんよ(笑)。まあ左翼でもありませんが。
 マニアックで変わり者のワタクシとしては、この菊花紋は皇室の象徴であるのはもちろんのこと、シュメール文明の象徴でもあるんです。
 ご存知の方はご存知でしょうが、菊花紋に似た文様や紋章が、古代バビロニアの遺跡が出てきたとかいう話があります。
 また、元禄時代に出島に来たドイツ系オランダ人医師ケンペルが唱え始めたという、「日本人シュメール起源説」と、その展開系たる戦前のシュメールブーム(スメラミコトとは「スメル」の神とか)、そこから発したとも言える日ユ同祖論も含めて、私はずっと興味を持ってきました。
 もちろん歴史的な事実かどうかは眉唾ですが、実際にそうした「トンデモ説」が世の中を動かしていたという「歴史的事実」に興味があるのです。つまり、古代史としてではなく近現代史としての興味。
 そう、もうお分かりと思いますが、私のライフワークである、宮下文書(富士古文献)、出口王仁三郎(大本)、仲小路彰(スメラ学塾)の三者に共通するのは、実はそのあたりだったりするわけです。
 戦前の仲小路彰はまんま「シュメール学」を日本の国体と結びつけていますし、王仁三郎の霊界物語の舞台の多くはペルシャ周辺、また宮下文書における高天原は、解釈によってはやはり西アジアにあったことになります。
 そのいずれもが、当時のある種のブームに影響を受けたと言えます。そして、そうした影響がさらなる影響を増幅して、たとえば大東亜戦争につながっていったとも言えます。
 そのへんを、単なる「トンデモ」としてではなく、現実の歴史として研究していくことも、未来の日本にとって非常に重要であると考えます。
 とりあえず、大天才たちがそのトンデモになんで引っかかったのか。いや、実はそれがトンデモでもなんでなく、事実、あるいは真実を伝えているのかもしれない…。
 ちなみに、戦前のシュメールブームを支えた大ベストセラーが、スメル学会会頭三島敦雄著「天孫人種六千年史の研究」です。この本は当時100万部売れたというから驚きです。戦後はGHQによる焚書対象となりました。
 この「天孫人種六千年史の研究」はこちらのブログで読むことができます。ありがたいことです。
 ちなみにこの本の序を書いている、東大の法学者であった筧克彦は、宮下文書の研究会「富士文庫」の顧問。大正天皇のお后、貞明皇后さまに歴史を教えていた人で、あるルートで王仁三郎ともつながっていました。
 また、巻末の跋文を書いている原田敬吾はバビロン学会の創始者。このバビロン学会は、戦後、三笠宮さまのオリエント学会につながっていきます。そこで、仲小路彰ともつながってきます。
 実に面白い系譜ですね。

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2016.09.03

『日本以外全部沈没』 河崎実監督作品

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 休み、娘と見に行った映画「大怪獣モノ」の監督、河崎実さんの作品。
 モノもぶっ飛んでましたが、こちらもすごい(笑)。実は私、このたび初めて見ました。DVDを買ったり、借りたりすることもないので(笑)、こちらで拝観いたしました。
 言うでもなく、「日本沈没」のパロディであります。原作は筒井康隆。友人でもある小松左京の許可を得て、大ヒットした「日本沈没」を思いっきり茶化しました。それをまた、河崎さんを中心におバカな(褒め言葉)たちが、この映画を作ってしまった。なんと監修は実相寺昭雄。
 B級映画としては当然のことながら、まじめな(?)映画ファンからは酷評されましたが、2016年の今見てみると、なかなか面白い。もちろん筒井康隆がすごいとも言えますが。
 まず2011年に日本以外の沈没が始まるというのが象徴的。津波でアメリカが沈んだりする。そして、2014年に日本も…。北朝鮮がテロを起こすし、なんとなく未来予想図的な様相を呈しています。
 それに、なんと言っても、現代の移民問題を先取りするような感じになっているのがすごい。移民、難民に溢れかえった日本がどうなるのか。日本人はどうなるのか。
 そして、ラストシーンはちょっと切ない。地球滅亡の今わの際にようやく人類は和解するのでしょうかね。真理をついているとも言えます。
 ところで…私はこの映画の音楽が大好きです。挿入歌の「ニッポン音頭」、これはいい(笑)。そのとおり!

 また、エンディング・テーマの、ミドリカワ書房の「遺書」がたまりませんね。切ないですよ。名曲です。

 なんか、最後はしんみりと真面目な気持ちになってしまう。パロディはすなわち社会風刺。つまり本当のことを笑いのオブラートに包んで表現してしまう、ある種の残酷さがあるんですね。
 シャレになりませんよ、いろいろと。河崎監督GJです。

Amazon 日本以外全部沈没

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2016.09.02

戦艦ミズーリ秘話

Th_shigemitsusignssurrender 71年前の今日、戦艦ミズーリの艦上で、降伏文書調印が行なわれました。ですから、9月2日をもって、太平洋戦争(大東亜戦争)が集結したとも考えられています。
 そのミズーリは、現在真珠湾にあり、戦争と平和を伝える重要な存在となっています。ミズーリを訪れた人たちが必ず見るものの一つに、神風特攻隊の攻撃を受けた際の凹みがあります。
 その凹みを作った特攻隊員の遺体は回収され、ウィリアム・キャラハン艦長の命令によって手厚く水葬されました。勇敢な敵兵に対する敬意を表した艦長の行為は、今でも高く評価されています。
 その話も含めて、ミズーリが象徴する日米の運命について、別冊正論編集長の上島嘉郎さんが語ってくれています。

 その勇敢な特攻隊員がいったい誰だったのか。それを追ったドキュメントがこちらです。
 長い時を経て判明した、その人物は石野節雄さん19歳でした。
 いろいろと考えさせられる番組であります。

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2016.09.01

ニュージーランドの地震(と日本)

Th_s_ice_screenshot_20160902033412 日は防災の日。関東大震災から93年ということになります。
 ここのところ、富士山ラドン濃度の推移が不穏な感じでして、まさに今日から発震注意期間に入ったところでした。自分なりに大自然の胎動と格闘しているつもりですが、一方で、今こそ振り返りたい関東大震災の「予知」論争…「ホラ吹き」呼ばわりされ、無視された今村明恒の警告を読んだりして、やはり予知は難しいなあと感じておりました。
 そして、日付けが変わって2日になってからですが、ニュージーランドでM7の地震が発生しました。今回の地震は震源が深かったので、それほど大きな揺れにはならず、また津波も小規模ですみました。
 ニュージーランドでM7 と聞いて、私が思い出したのは、2010年9月4日のM7.4です。この地震の最大余震が、2011年2月22日のカンタベリー地震です。最大余震の方が大きな被害を出しました。
 そして、その17日後ですか、3月11日に東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が起きました。
 昨日の話の勢いで、あえて「トンデモ」なことを書かせていただきますが、こういうものの見方もあるのだな程度に考えてください。
Th__20160902_104232 2010年の本震、そして2011年カンタベリー地震の震源は右の地図のとおりです。
 この震源図を見て、何かを感じませんか?
 科学的な知性以前に、直感として、感性として「何か」を感じる方は実際多いと思います。しかし、一瞬後にそれを語ることは憚られます。私も当時、あえてこれについては書きませんでした。
 今日は思い切って書いてしまいます。昨日の記事は歴史的抽象事項に関する「雛型」のお話でしたが、今日は、もっと具体的な「雛型」の話です。
 そう、私もそうだったのですが、子どもの頃、世界地図や地球儀を見て、純粋に「日本とニュージーランドはなんとなく似てるな」と思ったことはありませんか。
20160902_111457 そういう「感性」をもっと自由にすると(子どもに帰ると)、四国とオーストラリアが似ているというような、そう、それこそ出口王仁三郎が唱えた「日本は世界の雛型」という、大人の常識からすると「トンデモ」なことになります。しかし、そういう視点からすると、東日本大震災の震源は、まさに世界の日本そのものであるという不思議なことに気づきます(こちらの記事参照)。
 話をニュージランドのカンタベリー地震に戻しますと、ちょうどクライストチャーチのあたりが、日本の東北の太平洋側にあたりますよね。
 だからなんなのだという声が早速聞こえてきました(笑)。まあ、自分でもこれが「トンデモ」だということは十分わかっていますし、こんな話は学校ではしないので安心してください。
 偶然と言えば偶然に違いありませんし、無視しても構いません。しかし、私の「子ども心」からすると、なんだか気になる、ひっかかるのです。
 私は科学者ではなく、どちらかと言うと文学者なので、こういう物語を語っても許されるでしょう。
 なお、ニュージーランドでの大規模地震が起こると、日本のみならず、環太平洋地域で大きな地震が発生する傾向があります。これは事実です。

2008年10月19日ニュージーランド付近 (M7.0)
2009年1月4日ニューギニア島沖地震(M7.6)

2009年7月15日ニュージーランド付近(M7.8)
2009年9月30日スマトラ島沖地震(M7.5)

2010年9月4日ニュージーランド付近(M7.4)
2010年10月25日スマトラ島沖地震(M7.9)
2011年2月22日カンタベリー地震(M6.1)
2011年3月11日東日本大震災(M9.0)

 今回の震源はニュージーランド北島の東側でした。だからといって、北海道の東方沖で大きな地震が起きるということではありませんが、とにかく、日本も地震の活発期に入っていますので、お互いに十分注意しましょう。
 日本とニュージーランド、遠く離れていると思うのはちっぽけな人間の感覚。地球規模からすると、ちゃんとつながっています。


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