THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016 YOKOHAMA SPECIAL
ウォ〜!
そう叫びたいロックな自分がいます。20年来の夢が叶いました。そして、それにふさわしすぎる内容。まるで私のために…みんなそう思ったことでしょうね(笑)。
イエモンの横アリ2days二日目に参戦してまいりました。本当に本当に感動、興奮。何回か泣いてしまいました。
復活イエモンは、復活どころか間違いなくパワーアップ、スケールアップ、レベルアップしていました。予想以上です。
最近もいろいろなロックのライヴに行ってますけれど、やはり格が違う。歌、曲、詩、演奏、全てが骨太なストレート・ロック。ガツンとやられました。
いや、実は…18年前、1998年のこと、チケットが手に入っていながら、当日アクシデントで山梨県民文化ホールに行けなかった私、ようやくリベンジすることができたのです。
ソロの吉井さんのライヴは毎年のように行っていましたが、イエモンのライヴは今回が初めてなのです。まさかこういう日が来ようとは…。
1998年のツアーは、あの地獄のロード、活動停止、解散の端緒となった PUNCH DRUNKARD TOUR であります。今日の吉井さんのMCにもあったとおり、あのツアーの最終は横アリ4days!
そういう意味も含めて、オープニングからあのSICKS収録曲の連続は、もう鳥肌モノ。まさに私のためのセットリストでありました(笑)。みんなそう思ってるんでしょうね。
いや、しかし、そうした聴き尽くしたはずの過去の名曲たちが、妙に新しく、生き生きと感じられたのはなぜだったのでしょう。やはり、彼らも私たちも、それなりに時を刻み、たとえば20代から40代へ、30代から50代へと、ちょうど人生の大転換期を経てきたからでしょうか。
発せられる音楽も違えば、受け取る側の受け取り方も深まっているのかもしれません。なるほど、人間の生み出した「作品」が、独立独歩していくということの意味がよく分かりますよね。まさに作品は生き続けるのです。
ちょっとワタクシゴトになりますけれど、それこそこの「18年」の間には、イエモンを巡るいろいろ不思議なご縁がありました。
そうですね、ちょうど再集結の話が始まる頃だったのでしょうか、吉井さんとお会いしてお話する機会が訪れました。そこで、彼が私の、中学の二つ下の後輩だったこと、住んでいたところも100メートルも離れていなかったことが判明し、「大岩中央スーパー」とか超ローカル&マニアックな話で盛り上がるという、まあホントに嘘みたいなことがありました。そして、故志村正彦くんの話ではしんみりするという…そう、きっと志村くんがそういうご縁を作ってくれたのだと信じています。
その直後、今度は全く別ルートで、今日もご活躍だったカメラマンの有賀幹夫さんと知り合うことができ、こんなイベントを企画させていただくことにまでなりました。ストーンズの日本公演がイエモン再集結のきっかけだとすると、まさにその核心にいらっしゃった方ですからね。なんだか本当に不思議すぎます。
そんな私的な思いもありまして、とにかく今日のライヴは、ある意味自分の今までの人生、特に思春期から今に至る「大人」としての、しかし「中二病」な自分の人生の総決算のようなライヴでありました。
本当に、私もロックしたくなった。もちろん音楽としてのロックという意味でもありますが、それ以上に人生自体をロックのような激しさで歩んでいきたいと思わせるライヴでありました。
秋にはツアーも始まるとのこと。旧山梨県立県民文化ホール(現コラニー文化ホール)で、本当にリベンジしようかな。それともその前日の、吉井さんと私のほろ苦い青春の思い出の地、静岡市民会館にしようかなあ。
そして、ドキュメンタリー映画も!これは本当に楽しみですねえ。本格的な再始動。いや再起動かなあ。再稼働とも言えますね。
本当にありがとう、イエモン。そして、これからもよろしく!うん、彼らはストーンズのように70歳になっても、きっとイエモンしてますよ。私も負けませんよ(「負けるなよ!」って言われましたからね)。
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コメント
山口先生
ごきげんよう。
自分の感性や価値観にうったえかけてくるバンドに出会うことは
幸せなことですよね。
そして面白いことに人それぞれ違うバンドに惹かれていくんですね。
投稿: hinata ikehara | 2016.08.04 14:35