三浦環全集
今、山中湖の文学の森にて文学の森フェスタが開かれ、三浦環の使っていたピアノが公開されています。
そんな折、ようやくこの全集を手に入れることができました。中古でもかなり高額な値がついていたのですが、オークションで運良く定価の半額で落札することができたのです。
まだ全部は聴いていませんが、三浦環の人生や哲学を反映した歌唱は、今聴いてもたしかに独特な空気を感じさせますね。
あの時代、ある意味
この全集には、三浦環が山中湖で深く交流した天才思想家仲小路彰の作詞作曲した曲が2曲収録されています。
特に「スメラ民の歌」は、他のCDやネットのデータ販売でも聴くことができなかったもので、私も今回初めて聴きました(もう一曲の「永遠なる女性」はこちら)。
ちなみに「スメラ民の歌」は、こちらで紹介した、原節子さん出演の「指導物語」のオープニングソングです。映画では男性が歌っていました(誰かはわかりません)。
ですから、曲としては聴いたことがあったわけです。この曲も歌詞を読めば、いかにもその時代を象徴する内容であることが分かります。
解説書にも、ほとんど仲小路彰のことは書かれていません。まあ、しかたありませんね。全く知られていませんから。特に音楽界では。
私には、優秀な声楽家や研究家の知り合いもたくさんいますので、なんとか皆さんのお力を借りて音楽家仲小路彰も研究・顕彰していきたいと思っています。
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