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2016.08.30

BAZOOKA!!! 『ミゼットプロレス』

 日の続きとなりましょうか。
 昨日紹介したバリバラをいろいろなクラスで見せました。中1から高3まで、それぞれの年代でいろいろな反応があって面白かった。
 学校こそが陥りがちなのが、偽善的な福祉教育であります。これには、私も若い頃からずいぶん反抗してまいりました。
 だいたい、自分自身もいろいろな意味で障害者です。性格や能力まで含めれば、人類みんな障害者。それでいいと思いますし。
 そんな私のある意味偏った福祉教育の教材として、昔から重用してきたのが「プロレス」です。小人プロレスや障害者プロレスの映像を授業で扱ってきました。
 10年前に紹介した、森達也さん企画の『ミゼットプロレス伝説〜小さな巨人たち〜』もそんな教材の一つでした。
 その番組に、伝説的ミゼットレスラーでありお父さんであるミスターポーンと一緒に出演し、いろいろと苦悩していたMr.ブッタマン。結局その後、日本の小人レスラーはMr.ブッタマンだけになってしまい、試合が組めない状況になっていましたが、全女崩壊寸前にプリティ太田がデビューして、なんとか日本のミゼットプロレスはギリギリ命脈を保つことになりました。
 とは言え、現状はかなり厳しい状況であり、私ももう何年も彼らの試合を生で観る機会がありません。そんな中、これもずいぶん前ですが、BSスカパーで彼ら二人の試合が生放送で放映されるという画期的なことがありました。
 その動画があったので、紹介いたしますね。試合以外のシーンも、なかなか面白く興味深いではないですか(笑)。
 それにしても、彼ら二人が引退してしまったら、いや、どちらか一方が引退してしまったら、本当に日本の小人プロレス文化は絶えてしまうのですね。
 それこそ、こういう試合が地上波で放送されたりして人気になり、仕事として生き残っていければいいのになあと思ってしまいます。いやいや、それ以前に、普通のプロレスさえなかなか放送されなくなってしまっていますからね。
 逆に、ネットでこういう試合を誰もが観ることができるようになったのは、良いことと考えるべきでしょうか。生で観たいという人たちが増えてくれることを祈ります。ホント面白いので。

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