第30回 都留音楽祭 開幕
今年もまたやっきました古楽の真夏の祭典「都留音楽祭」。
この音楽祭も今年で30年目。2011年、震災のためお休みになりましたので、今回がちょうど30回目となります。
よくぞここまで続いたと思った矢先、音楽監督より「来年31回目で終了する」という突然の報告がありました。
1回目から毎年関わってきた私としては、実に寂しい気持ちになるとともに、様々な事情や、またこの音楽祭の目的が達成されてきた過程を知っていることもあって、それも一つの選択肢かなと納得いたしました。
そんな「お気持ち」の表明もあったことから、今回は最初から皆さんの思いがいつも以上に熱く感じられます。なんとか存続の方法はないものかとも考えてくださっています。本当にありがたいことですね。
まずは今年の、30回目という記念すべき音楽祭を今まで以上に充実したものにすべく、私も頑張りたいと思います。
ちなみに今日は私の誕生日。ある意味最高のプレゼントとして、この音楽祭のオープニング・講師コンサートの、吉澤実先生と大竹尚之先生がソロを務める、テレマンのコンチェルトにヴィオラで乗らせていただきました。それこそ30年前、古楽を本格的に始めた頃には考えられないような光栄であります。
自分としても30年も続けてきたことはほかにありません。逆に言うと、この音楽祭が(たまたま)地元で開催され続けなければ、おそらく今のように活発には演奏していなかったに違いありません。
この音楽祭で頂戴した数えきれないご縁が、今の私を作り上げていると言っても過言ではありません。
そんな感謝の気持ちもこめながら、スタッフとして、また演奏のお手伝いとして、そして宴会要員として、4日間頑張らせていただきます。
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