非破壊オーバーヘッドスキャナ 『ScanSnap SV600』 (富士通)
ここのところ、以前から研究している富士北麓に伝わる宮下文書、あるいは出口王仁三郎に関わる新資料を発見する機会に恵まれております。
それらを未来に残すため、あるいは自身の研究資料として手元にコピーを置くために、非破壊スキャナを購入いたしました。
いやはや、これはすごいですねえ。画期的な製品ですよ。どんな製品なのかは、次の動画を御覧ください。
Macでの機能も充実していますし、まあとにかく自動認識や補正が優れもので、ほとんどストレスなくスキャンができます。
冊子状のものに関しては、やはり歪みが大きくなりますので、いわゆるブックプレッサーが必要となります。純正のガラス製のものは高価なので、私は厚さ3mmの硬質アクリル板を買ってきて代用しています。特に問題ないですよ。
古文書などに限らず、これでいろいろなものをスキャンできます。フラットベッドや破壊型スキャナの方が適する書類もあるでしょうけれど、やはりなるべく破壊したくない、破壊してはいけない資料を扱う際は、これが一番だと思います。
もちろん、いわゆる自炊派の方にもおススメであります。これだけの機能と性能があれば、5万円は安いと思いますよ。
あと、なんでしょうね、いつかも書きましたが、人間のコピー欲、モノ(無常性)のコト化(永遠化・複製可能化)欲というのは、これは本能ですね。おそらくDNAそのものの性質、すなわち生命の本質がそこにあるからでしょう。快感です(笑)。
人類の歴史というのは、モノの無常性に対する挑戦でした。お釈迦様はそんなコトよせ!そんなコト(シゴト)するから苦しくなるんだよ!だからモノを悟ってコトをやめよ!とおっしゃったわけですけれど、やっぱり私はダメですね(笑)。
Amazon SV600
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