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2016.07.01

ザ・ビートルズ 『ヘイ・ジュード(リハーサル)』

 れは興味深い動画ですね。
 ビートルズの楽曲の中でも特に日本で人気のある「ヘイ・ジュード」。たしかに名曲です。
 私がこの曲を初めて意識的に聴いたのは小学校5年生の頃だと思います。友人の家で聞かせてもらった記憶があります。
 その時の印象は「なんか恥ずかしい」でした(笑)。すなわち、コテコテ感が強すぎて、すごくいい曲だとは思わなかったのです。
 それはおそらく、東洋人としての私の本能的な感覚であったと、今となっては想像されるわけです。
 とういのは、この曲の冒頭部分は、アウフタクトで始まり、トニックからドミナントへ、さらに属七の和音になって、再びトニックに戻るという、およそ東洋音楽、日本の音楽にはありえないコード進行をしているからです。
 少年である私が味わったあの違和感は、おそらく明治維新以降に突如流入した西洋のクラシック音楽を聴いて、当時の日本人が吐き気を催したというのと、根本では同じ感覚であると思われます。
 その後、私はすっかり西洋近代音楽に馴らされてしまい(?)、この曲を超名曲と捉えるようになってしまいました。そう、とたえば、あのヴィヴァルディの四季の冬の二楽章、あの美しい冒頭部分は同じコード進行ですね。
 一方で、もう一つの違和感、これはクラシック音楽の理屈を知ったからこその違和感でもあるわけですが、そう、なんとサビが五度下(四度上)に転調しているんですね(これを転調としない考えもあります)。
 盛り上がるところで五度上げることはありえても、下げることはありえないという、勝手な常識からすると実に不自然な展開です。
 まあ、そんなところか、ビートルズのすごさであるわけですがね。継承と破壊によって創造した。
 そんなヘイ・ジュードですけれども、このリハーサル風景は、1968年7月30日のEMI第2スタジオでしょうか。
 ジョージがなんか不機嫌なのは、アレンジをめぐってポールと対立したからでしょう。これはけっこう有名な話ですよね。
 そういう衝突も含めて、ビートルズという4人で一つの有機体が、どのように歴史的遺産を創造していったのか、それを垣間見ることができる貴重な映像であるたと思います。
 私は英語が分からないので、彼らがなんて言ってるのか分かりません。誰かおしえて下さい。
 ちなみにこの曲の明快な歌詞の構造はこうだそうです。なるほど。

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