シュメルツァーのチャコーナ
私にとって夏は古楽の季節。第1回から皆勤で、実行委員かつ宴会芸部長でもある?都留音楽祭は今年で30回目。まあよく続いていますよね。この30年間で古楽の音楽界での地位もずいぶん変わりました。
私もどっぷりその世界に浸かってきましたが、まだまだ知らない曲、演奏したことのない曲が無数にあります。
たとえばこのシュメルツァーのチャコーナも最近まで知りませんでした。こんなにシンプルで美しい曲があったとは。
このエレーヌ・シュミットの演奏がまた女性らしくて良い。こういう変奏曲になると、最近の若手は妙な演出をしがちですが、こんなに最初から最後まで、それこそシンプルに、かつ丁寧に弾いていただくと、逆になんか懐かしいというか、心に響きますなあ。
というわけで、私も弾いてみたくなりまして、こちらで楽譜をゲット。さらには一人でも楽しめるように、無伴奏用に編曲してみました。
ふむ、これは弾いていても気持ち良い。技術的にそんなに難しくないですし。
シュメルツァーのヴァイオリンのための楽曲は本当に名曲ぞろいです。皆さんもぜひいろいろ聴いて、弾いてみてください。
| 固定リンク
「音楽」カテゴリの記事
- エルンスト・ゴットリープ・バロン 『リュートのための種々の作品集』(2022.07.01)
- ロバート 『大型新人〜船の汽笛が男を祝う』(2022.06.23)
- 仕事に集中したいときはテレマン!(2022.06.22)
- 《大勉強 by PHAETON 》Issue 4 死生ってる?(2022.06.17)
- C.F.アーベル 『ヴィオラ・ダ・ガンバのための Arpeggiata, Adagio, Allegro』(2022.06.16)
コメント