美空ひばり 『さくらの唄』
昨日は美空ひばりの命日でした。1989年6月24日、ひばりさんは52年の短い人生を終えました。52歳。今年、私はその歳になります。
この歳であの実績を残したわけですからね。本当にすごいと思います。
この曲は、自分の歌謡曲バンドでも演奏しました。三木たかし特集でした。大した演奏ではありませんが、こちらで動画も観られます。
あの時はカミさんがボーカルでしたので、とてもとても本家にはかないませんけれども、とにかくいい歌だなあと感動しながら演奏したことを思い出します。
詩は、なかにし礼さん。ご自身が非常に大変な時期(お兄さんの借金の返済に追われていた時)に、死を恐れつつ死に憧れて、遺書のようなつもりで書いたといいます。
ある意味暗い詩ですが、なんというか、それを一つの悲哀、哀愁、「もののあはれ」に仕上げたのは、やはり三木たかしさんの優れた作曲センスによるものでしょう。
ちょっと、本家のライヴ歌唱を聴いてみましょうか。生でなくとも、これは「泣ける」。
最近、この曲の未公開録音が見つかったそうですね。シングルとして発売されたとのこと。
作曲者の三木たかしさんは、ご自身で泣きながら歌ったのに、ひばりさんはにっこり笑いながら歌ったとのこと。そこがすごいところ。恐るべし天才。
| 固定リンク
「音楽」カテゴリの記事
- ELO part2 『Love or Money』(2023.09.22)
- マスチッティのコレンテ(2023.09.21)
- Qiワイヤレス充電つきBluetoothスピーカー(2023.09.19)
- 告知! 10/7・9 横浜にて…(2023.09.18)
- アニメ映画『犬王』 (湯浅政明監督作品)(2023.09.17)
「芸能・アイドル」カテゴリの記事
- アニメ映画『犬王』 (湯浅政明監督作品)(2023.09.17)
- 『ジャニーズの闇と日本の裏に潜むユダヤ!芸能の本質とその神様』 (神社チャンネル)(2023.09.16)
- 飯島勲 『横田めぐみさん奪還交渉記録』 (文藝春秋)(2023.09.07)
- 小嶋勇鶴〜小唄と端唄の違い「小唄 水の出花」「端唄 奴さん」(2023.09.05)
- 江利チエミ・雪村いづみ・美空ひばり〜夢の競演(1980.1)(2023.09.04)
「文学・言語」カテゴリの記事
- 我慢するな。頑張るな。(2023.09.13)
- 春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりけり (道元)(2023.08.25)
- 『鎌田東二 × 竹倉史人/対談』 音楽堂のピクニック(2023.08.19)
- 『猫は逃げた』 城定秀夫脚本・今泉力哉監督作品(2023.08.14)
- 寺は消滅するのか?(2023.08.03)
コメント