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2016.06.25

美空ひばり 『さくらの唄』

Th_ 日は美空ひばりの命日でした。1989年6月24日、ひばりさんは52年の短い人生を終えました。52歳。今年、私はその歳になります。
 この歳であの実績を残したわけですからね。本当にすごいと思います。
 この曲は、自分の歌謡曲バンドでも演奏しました。三木たかし特集でした。大した演奏ではありませんが、こちらで動画も観られます。
 あの時はカミさんがボーカルでしたので、とてもとても本家にはかないませんけれども、とにかくいい歌だなあと感動しながら演奏したことを思い出します。
 詩は、なかにし礼さん。ご自身が非常に大変な時期(お兄さんの借金の返済に追われていた時)に、死を恐れつつ死に憧れて、遺書のようなつもりで書いたといいます。
 ある意味暗い詩ですが、なんというか、それを一つの悲哀、哀愁、「もののあはれ」に仕上げたのは、やはり三木たかしさんの優れた作曲センスによるものでしょう。
 ちょっと、本家のライヴ歌唱を聴いてみましょうか。生でなくとも、これは「泣ける」。

 最近、この曲の未公開録音が見つかったそうですね。シングルとして発売されたとのこと。
 作曲者の三木たかしさんは、ご自身で泣きながら歌ったのに、ひばりさんはにっこり笑いながら歌ったとのこと。そこがすごいところ。恐るべし天才。

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