剣道十段天覧試合
今日は東京某所にて剣道七段の方のお話をうかがいました。いや、剣道の話ではないのですが…「戦い」の話ではありました。日本の武道のような「戦いの精神」は、はたしてこの時代の世界戦に通用するのかどうか。厳しい時代になりましたが、だからこそ、本来の「大和魂」、すなわち「Great Global Familism」を復活させたいと思いました。
さてさて、その話は時節が到来しましたら書くといたしまして、今日は剣道のお話。
私自身は剣道はほとんどやったことがありませんけれども、昨年から突然下の娘が剣道部に入りまして、その深い世界に没頭しております。
私も、明治から昭和にかけての、いろいろな武道(プロレス含む)の映像をYouTubeで観て勉強をするようになりました。
ここのところ何度か紹介した、柔道や合気道の動画はその一端です。
今日は、剣道の十段の試合を紹介します。現在、十段(と九段)は廃止されているので、最高位は八段範士ということになります。
Wikiによると、剣道十段は次の5人しかいないとのこと。
小川金之助 1957年(昭和32年)授与
持田盛二 1957年(昭和32年)授与
中野宗助 1957年(昭和32年)授与
斎村五郎 1957年(昭和32年)授与
大麻勇次 1962年(昭和37年)授与
その5人のうち、持田十段と中野十段の試合が次の動画です。おそらく昭和15年の紀元二千六百年奉祝天覧武道大会ではないでしょうか。段位自体は戦後に制定されたものですから、お二人とも当時十段だったわけではありません。
昭和15年といえば、お二人とも55歳。気力体力ともなかなか充実していた時期ではないでしょうか。
天覧試合だからというわけではないでしょう、お二人ともに本当に動かない。動けないと言った方が正しいか。心が動いたほうが負けということでしょう。
その緊張感を味わってみましょう。
ん?どっちが勝ったんだ?
ちなみにこの武道大会、柔道の部では木村政彦が優勝しています。
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