ライヴの悦び
昨日は横浜にてバッハの協奏曲を演奏しました。
例年通り、我が中学校の遠足&芸術鑑賞を兼ねたイベントということで、教え子たちにも(無理やり)聴いてもらいました。いや、よく寝てたかな(笑)。まあ、心地良い音楽だったということで。
素晴らしいソリストの皆様と共演させていただき、大変光栄です。本当に楽器を続けてきて良かったと思います。
私自身は、本番で致命的なミス(1段飛ばし)をしてしまいましたが、まあ全体としては自分自身も楽しめるコンサートでした。
アンコールでのアクシデント(突然終了)もご愛嬌ということで、お客様にも笑顔でお帰りいただけたかと思います。
そして、明けて今日は全く違うジャンルのライヴに出演。地元のおじさま方のバンドのお手伝いをさせていただきました。
グループサウンズからフォーク、懐かしの洋楽、そして昭和歌謡、平成J-POPに至るまで、およそ20曲!
バッハの時とは違って、コード譜が配られただけで、ほとんど即興で演奏いたしました。それもまた楽しいものです。曲が始まるまでどういう曲かわからない(知らない)場合もありまして、イントロを聴いて空気を読んで音を作っていくという楽しみですね。
ところが、なにしろ20曲ということで、後半はそういう頭の使い方にすっかり疲れてしまいまして、なんだかうまくハマらなくなってしまった。こういう経験は初めてでした。頭のCPUが熱暴走しちゃったのかな。
他のおじさまメンバーも、途中足がつってしまったり、指がつってしまったり、まあ面白かったなあ。それで会場が盛り上がるんですから。
なるほど、ドリフターズやクレイジーキャッツなんかは、こういうバンド文化の中から生まれたのだなと実感しました。
いずれにせよ、ライヴというのはいいものですね。あの一体感。そんな音楽の基本を再確認した二日間でした。皆さん、ありがとうございました。
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