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2016.05.08

追悼 冨田勲さん

Th_2016050800000309oric0003view 曲家の冨田勲さんが亡くなりました。
 私もどれだけ富田さんの音楽を聴き、影響を受けてきたことか。感謝の気持ちでいっぱいです。
 やはり、時代的に、私は富田さんのシンセサイザー音楽に魅せられていた時期が長かった。富田さんのシンセ演奏を通じて、壮大なるクラシック音楽の世界を知りましたし、古典が決して古臭くなく、非常に未来的に感じられた。また、電子音楽の拓く新しい世界への予感を抱かせていただきました。
 最近も二十年ぶりくらいに職場のプラネタリウムを復活させたのですが、三十年前のBGMがたくさん出てきまして、その半分は冨田さんのカセットテープ(!)でした。
 富田さんの作曲、編曲の数は膨大であり、そのジャンルもまた、ジャンルなどという言葉を使うのが馬鹿らしいほどに多様です。
 Wikipediaの作品群を見るだけでも、そのまさに宇宙的な広大さと多様さに驚愕させられますね。
 当時、冨田さんの影響を受けて電子音楽に行った方々は、その後、ある意味狭い電子音楽の世界に埋没してしまったり、逆に古典的なアナログ楽器に回帰してしまったりする傾向が強かった中、ご本人はいつまでも、その宇宙的(拡張的・不可逆的)な創作意欲を継続し、たとえばイーハトーヴ交響曲では初音ミクを採用したりしていましたね。
 今日は、そんな膨大な冨田作品の中から、比較的マイナーだけれども、独特の味わいのある「恐怖劇場アンバランス」のテーマソングをお聴きいただきましょう。
 それにしてもすごいキャスティングとスタッフたちですねえ。豊かなテレビの時代でした。

 最後に、やはりこの名曲でしょう。これほど日本人のノスタルジーを刺激する音楽はないでしょうね。「新日本紀行」のテーマです。

 おまけと言ってはなんですが、この曲も冨田さんの作品なんですよ。

 東京オリンピックの音楽は冨田勲さんだよなあと思っていた矢先の訃報。とても残念です。ご冥福をお祈りします。

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コメント

(これはメールの代りで。経過を含む手紙はあす本とともに届きます)
富士宮市佐々木敏光と申します。
明日(20日)学校に突然贈呈用の本がとどき驚かれると思います。ひまなおりざーと見ていただければ幸甚です。
俳句に興味がなければ、ご同僚に俳句に興味をもっている方がいましたら、お渡しいただけでばこれも幸甚です。
捨てるのもいいですが、古本屋が墓場になれば、それなりに幸甚です。勝手ですがよろしく。

投稿: 佐々木敏光 | 2016.05.19 15:54

佐々木さま、ありがとうございます。
先ほど句集も到着いたしました。
メールをさしあげましたので、ご確認下さい。

投稿: 蘊恥庵庵主 | 2016.05.19 17:20

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