十年祭
今日は秋田にて義祖父の十年祭が行なわれました。
何度か書いてきましたとおり、カミさんの生まれ故郷は、土方巽と細江英公が最果ての山奥だと思ったその部落から、さらに峠を一つ越えたところにあります。
その「最果ての部落」には曹洞宗のお寺がありますが、カミさんの故郷には仏教は伝来していません(笑)。いや、まじで。ほとんど家が神道です。
私にとっては非常に興味深い「祭」が執り行われます。10年前の神葬祭については、次の記事をご覧ください。
一年祭についてはこちら。
私も忘れていたので、上の記事でいろいろ復習しました。
私の住んでいる山梨県の富士北麓地方にも、仏式でなく神葬祭や祖霊祭を行なう地域がいくつかあります。とはいえ、どこもお寺があって、仏教文化もしっかり根付いています。その点、カミさんの生まれ故郷は神社しかありません。とはいえ、なぜか盆棚を作ったり、峠を越えて風習だけは伝わっています。信仰ではなくて風習。習合しているわけですね。
今回は十年祭ということで、これで一つの区切りとなりました。10年前に比べますと、私の秋田弁リスニング能力もかなり上がったのが、親戚の皆さんの会話の中に自然に入れていただけました。
まあ、だいぶ飲んでいたので、半分以上はテキトーな返事をしていたと思いますが(笑)。
しかし、最後に驚いたというか笑ったのは、その最果ての部落のお寺の住職にスカウトされたことです。いや、私は僧侶じゃないって(笑)。何度もそう言ったのですが、皆さんは大真面目に「お願いします」と。
さあて、どうしようかな(笑)。
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