地震予知はムダなのか?
東大のロバート・ゲラーさんの意見が「地震予知はムダ。いますぐやめたほうがいい」東大地球物理学者の警告という記事で紹介されていました。
ゲラーさんの考え方については311のあとすぐに書きました。ゲラーさんの論文も読むことができます。
地震予知はたしかに難しいし、ハザードマップは「油断」を生むこともたしかです。その点に関しては、ゲラーさんと同意見です。
ただ、「やめたほうがいい」のは科学者による科学的な予知であって、もう少し緩い「予測」「予報」はあってもいいと思います。
それについての私の考え方は11年前に書いたとおりです。
311以降、私はラドン濃度を計測しはじめ、また、体感についても自分なりに分析してきました。それについては、以下の記事をお読み下さい。
2011年にも今回の熊本地震と同じ位置で大きな地震が起きていたんですね。そういう意味では、今回の熊本地震は311の誘発地震だとも言えます。
もう一つ昔の記事を。私の予測は外れています。そして、東大地震研の纐纈さんの「敗北宣言」が重い。
地震予知はムダ…あくまで現状ではムダということで、様々な挑戦を全てやめろという意味ではないと思います。私は私なりに自分の方法を磨いていきたい。
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