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2016.03.25

妙心寺塔頭如是院さんの襖絵

Th_514ajjdyjql_sx347_bo1204203200_ が校の修学旅行の最大の目的は、本山たる妙心寺への参拝であります。開山さまへの卒業の報告と、座禅を主とする特別参拝です。
 今年はちょっとしたアクシデントで、いつもの微妙殿ではなく、塔頭の一つ如是院さんでの座禅および法話となりました。それがまたワタクシにとっては大変な幸運。
 いや、もともと微妙殿が使えないとなった時に、代わりにと言ってはなんですが、私としてはぜひとも如是院さんで座禅したいと思ったのであります。
 というのは、知り合いから日本とフランスのあるシンポジウムについて聞いていたからです。その一連の内容は、最近「霊性と東西文明」という立派な本になりました。私もさっそく手に入れましたので、これからじっくり読んでみたいと思います。
 そのシンポジウムや本のことを、中心人物であった竹本忠雄さんが語った番組があります。昨日の春画の記事にも出てきた、アンドレ・マルローと深い仲にあった竹本さん。この動画の20分くらいのところから、如是院さんの襖絵の話を聞くことができます。

 そう、かの天才パーカッショニストであるツトム・ヤマシタさんが、鴨川でサヌカイトを演奏し、その音波を友禅染で染め上げ、それをまたデジタル出力して襖絵にした、その襖絵が如是院さんにあるのです。
 これはもううかがうしかない!というわけで、事前に電凸いたしましたら、ご住職が快諾くださったというわけです。
 いやあ、本当に幸せですよね。思ったことが実現してしまう。ありがたいとしか言いようがありません。
 のちにご住職と我が校の母体となっているお寺の住職とは、修行の先輩後輩の関係で、つい先日もお会いになっていたことが分かったり、まさに仏縁を感じないではいられない僥倖でありました。
 その襖絵に囲まれての座禅がまた素晴らしかった。まさに「波動」の中での瞑想です。悠久の地球の波動を感じながらの座禅。最高でしたね。
 音がそのまま絵になっている。すなわち、音を見る、ずばり「観音」です。楽譜とは違う、音そのものが視覚に訴えかけてくる。いや、聴覚や視覚を超えた共鳴ですね。魂の共鳴。
 ご住職ともお話しましたが、こういう世界になると、アナログもデジタルもありません。ホンモノがそこに焼き付けられているとともに、常に動いていて、波を発している。生きている。
 最高の体験をありがとうございました。
 座禅ののちには、法堂にて狩野探幽の雲龍図を拝観。これはこれでもちろんすごすぎ。やはり生きている。超一流の仕事というのは、コトをして、なおかつモノを活かすのですね。

Amazon 霊性と東西文明 日本とフランス「ルーツとルーツ」対話

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