法隆寺お会式の「楽」
修学旅行2日目。21日づけの記事ですが、内容は22日に関することになります。
中学校の修学旅行の日程は、基本的に毎年同じ。というのは、法隆寺の参拝を22日にしたいからです。
3月22日は「お会式(おえしき)」。つまり、法隆寺創建の聖徳太子の命日なのです。
私にとっては非常に重要な日。生徒たちにとっては、法隆寺に珍しく屋台が並ぶ特別な日(笑)。
これもまた不思議なもので、聖徳太子の「和」が人生のテーマになっている最近の私がですね、毎年お会式に参列できるなんて、これもまた必然なのでしょうか。ありがたいことです。
時間もはかったようにピッタリ。つまり、法要が始まる時間にちょうど現場にいるということです。全く図ったわけではないのですが。
お会式については、昨年の記事を御覧ください。
今年は、その「楽」を少し録音してきました。昨年の記事にも書いたようにお会式の音楽は非常に面白い。雅楽と経、声明が重なって、ぶつかったり調和したり、場合によってはユニゾンになったり。面白いですね。まるで、遠野の「御祝(ごいわい)」のようです(というか、法隆寺の方がルーツなのでしょう)。
そうそう、せっかくですので、こちらもどうぞ。「御祝」の貴重な動画がありましたので、ぜひお聴きください。謡曲と民謡。面白いですよね。
では、法隆寺のお会式の音楽の一部をお聴きください。声明には、ちょっとペルシャ風な旋律も出てきます。まさにシルクロードの音楽大集合といった風情ですよ。
録音状況がよくなく、雑音も多いと思います。状況が状況でしたので、どうかご了承ください。
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