量子脳理論と「ことば」と…
今日はある方々とおいしい夕食をともにいたしました。いろいろ深い、そして不思議なお話をして大いに楽しんだわけですが、その中でこの動画の話が出ました。
昨年夏、モーガン・フリーマンさんの孫娘さんがお亡くなりになりましたね。悲惨な事件でした。きっとモーガン・フリーマンさん、さらにスピリチュアル度を深めているのではないでしょうか。あるいは、孫娘さんと交信しているかもしれませんね。
量子論と脳科学を結ぶ、いわゆる量子脳理論のうち、ペンローズ・ハメロフアプローチを紹介しているこの動画、なるほど感覚としては、なんとなくありえそうな感じがします。私たちの体験的な感覚とはたしかに親和性が高い。
私は科学者でも哲学者でもない「国語学」の徒なので、言葉と我々の実感との関係に興味がありますし、その分野でしか語れません。
そういうある意味無責任な立場で放言すれば、私たちのこの生活実感、すなわち時間や空間に縛られている不自由さというのは、脳がそのように認識するように進化したのであって、実際の世界とは実は全く違うと思うのです。
その点、言語というのは面白いもので、記号、象徴としての「コト」でありながら、私たちの脳ミソの限界を簡単に超えて、つまり時間や空間を超えてある種の共感、共鳴というモノを現出しています。
そう、言語という脳ミソの産物が、実はその脳ミソ自身が自身にかけている制限を破壊して、世界、宇宙の実体・実態を予感させるわけです。
だから私は言葉に興味があるわけですね。量子脳理論の世界観も、実は言語によって昔からずっと提示されているという考え方です。
今までは、私たちは言語によって、自分自身を表現し、この世界(実感的世界)を分析することばかりに一生懸命になってきました。
一方、純粋言語としての数字の世界、数学の世界では、私たちの実感を超えたところの世界を表現しようと、たとえば相対性理論や量子力学を発達させてきたわけですね。
私は、それはそれで非常に重要であると考えますが、これからの科学は、人間の意識(たとえば科学から分離されてきた個人的な感覚)との関連を抜きには進歩はありえないと思っています。
そこで重要になるのが「ことば」だというわけです。不純言語だからこそですね。
さて、そういう新しい言語科学?の世界を切り拓けるのか、自分よ(笑)。
とりあえず、出口王仁三郎と仲小路彰の「ことば」と格闘しています。彼らは明らかに宇宙と交信していますからね。
とは言え、私一人ではとても無理です。とりあえず、保江邦夫先生にいろいろ教わりたいなあ。
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