二・二六事件から80年
今日はかの二・二六事件から80年目の日です。
不思議なもので、昨年の夏から突如として、私たち夫婦はこの事件に巻き込まれました。80年後にです。
何を言っているのか、頭がおかしい夫婦なのではないかと思う方もたくさんいらっしゃるでしょうね。それはそうです。
しかし、私たちの話を聞いた方は皆さん信じてくださります。あまりに不思議で、かつ必然的なことが連続して起きすぎました。
その発端はこの事件の現場であった旧首相官邸(現首相公邸)を訪問したことにありました。それも、二・二六事件に深く関わるお二人の歴史的偉人の魂と一緒に…もうその時点で怪しいですが(苦笑)。
さて、細かいことはとてもここには書けませんので、もしお知りになりたい方は、ぜひ我が家においでくださいませ。今月11日に一つの結論に達しましたので、ある意味気持ちよくお話できます。
その際には、我が家の和室にお通ししますが、その和室の床の間には上の写真のごとく、いくつかのお作品を安置させていただいています。
写真で言いますと、右の掛軸は、昨年の今日書いた記事にあるように、この事件に裏で大きく関係している出口王仁三郎の書「聖寿萬々歳」です。その前に鎮座するのは王仁三郎の耀わん。
左の軸は、二・二六事件で殺害された時の内大臣、斎藤実の書です。為書が「鈴木君清嘱」となっています。昭和3年、当時の状況を考えると、この鈴木君は鈴木貫太郎のことだと思われます。
斎藤実と鈴木貫太郎は海軍時代から非常に親しい仲だったわけですが、この昭和3年を境に、二人の運命は多く動いていきます。
翌年、鈴木は侍従長になり、斎藤は再び朝鮮総督に任じられ、のち軍縮会議に出席したり、総理になって国際連盟脱退を決断したりします。
ちなみに軸に書かれている文は「不可誣者人情、不可欺者天理、人皆知之。蓋知而未知」は西郷隆盛の座右の銘。のちに「モーニングを着た西郷隆盛」と言われたり、二・二六事件の青年将校側の中心人物であり、我が家にも深い関係のある安藤輝三に「西郷隆盛のような人だ」と言わしめたりしましたので、先輩である斎藤実にこの文の揮毫を頼むことは充分可能性があります。
昭和天皇、出口王仁三郎、斎藤実、鈴木貫太郎、安藤輝三…まさに当時としては敵味方入り乱れている状況ですが(笑)、しかし、彼らがそれぞれ理想として未来は一つとも言えます。
こうして80年後、呉越同舟で未来の日本の平和、地球の平和を祈り、考えるというのは、霊界的には自然なことなのかもしれません。そんな「舟」に我が家がなれれば幸いであります。
あっ、もう一つ忘れてはならないこと。斎藤実は富士高天原再興運動、すなわち宮下文書研究会「富士文庫」の顧問でありました。不思議な縁です。
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