未来開顕…耀わん茶会
2006年10月1日にここ富士山に一つの宇宙がやってきました。その宇宙をお預かりしてからの9年間、本当に不可思議極まるご縁に恵まれ、その「モノ」の偉大さ、そして自らの、いや人類の天命を知ることとなりました。
今日のその宇宙の中で、一服の茶が点てられました。我が家に来て9年、その宇宙が創造されて70年になりますが初めてのことです。
その宇宙は一見地球であり、よく見ると十和田湖にも似て、そして私たちの現実世界、すなわち「コト」的には単なる樂茶碗であり、さらに科学してしまえば、ほとんど土です。
まさに雛型。その宇宙を創造したのは、かの出口王仁三郎です。
本日、またまた有り難き御縁を頂戴し、河野秀海さん、尾崎真奈美さんが我が家においでになり、実に不思議な、時空を完全に超えた茶会を開いてくださいました。
その土であり水であり火であり空気である「耀わん」に、濃茶が錬られた瞬間、そのあまりの一体感に、なるほど、王仁三郎はこの風景を想定してこの茶碗を作ったのかと得心しました。のちに薄茶をいただいた時など、その茶の色と器の緑とが完全に同じで、この世界に表と裏がなくなったかのようでした。
たしかに、神棚に上げたり、ガラスケースに入れたりするものではない、こうして天と地をつなぐ、そして人と人をつなぐデバイスとして使うために創造されたのです。
今までもお水やお酒(!)を注いだことは幾度もありました。しかし、それらと今回では、耀わんの働きが全く違う気がしました。耀わんも大変お喜びであったと感じました。
では、今まで何をやっていたのだろうと思ったかというと、決してそういうわけではありません。そう、今日のこのタイミングこそが、この耀わんに仕掛けられた「仕組み」であって、たしかにこの時代の、このタイミングでなければならなかったのです。
河野さんと尾崎さんとのご縁も実に不思議です。実を言いますと、ゆっくりお話をさせていただいたのは昨日の夜が初めてのことでした。私の家内も含めて4人は、ほんの数分で全てを察してしまったのです。ある意味、何も語らずともお互いに何を考えているかが分かってしまった。そして今日の茶会が突然、しかし必然的に催された。まさに仕組まれていたとしか思えない自然さでした。
さらに驚きなのは、耀わんが我が家に来てから4ヶ月後、私は尾崎真奈美さんのご著書を読み、このブログに記事を書いているのです(『ウィルバー・メッセージ 奇跡の起こし方』 尾崎真奈美 (グラフ社))。そこに、尾崎ご本人がコメントを下さっている。
そう、実はもうその時、私たちは霊的につながっていたのです。仕組まれていたのです。人間の次元で考えれば、まさに「奇跡」です。なぜなら、その後お互いにコンタクトを取ることもなく、お会いすることも全く想定していなかったのですから。それが、ここ富士山でバッタリ出会う。今、このタイミングです。
このたびの茶会について、河野さんがFacebookで紹介してくださっています。ありがたいことです。
出口王仁三郎作の耀盌に濃茶を点てさせて頂く光栄に浴した。富士学苑教頭の山口隆之さんのお宅で、王仁三郎直筆の掛け軸に献茶をし、恭しく頂戴した濃茶は、富士の嶺を体内に取り入れるかのような覚悟であった。明らかに新たなステージの幕開けを感じた。
Posted by 河野 秀海 on 2015年12月21日
そして、お茶をいただき、完全に天地合一、神人合一の不二の境地になってしまった私は、畏れ多くも八雲琴の奉納演奏をさせていただきました。何も考えず、まさに降りてくるメッセージを音にしただけです。記憶がありません。それもまた、河野さんが紹介くださっています。お恥ずかしいかぎりですが。
八雲琴の奉納
Posted by 河野 秀海 on 2015年12月22日
いただいたお菓子は「さざれ石」。耀わんに沈む濃茶はまるで「苔」のよう。床の間の掛け軸は王仁三郎の「聖寿萬々歳」。もうすぐ来る天皇誕生日にもふさわしく、日本の、地球の、宇宙の未来を寿ぐ茶会となりました。
そして、4人の話は、自然と仲小路彰の「未来学」へと発展。いくつかの企画が瞬時に決定いたしました。
河野さま、尾崎さま、本当にありがとうございました。そして、出口王仁三郎、仲小路彰という、人類史上の二大巨星に心より感謝と尊敬の念を表したいと思います。
これからが楽しみです。なお、耀わんでお茶会をという方は、ぜひご一報ください。皆さんでこの高次元な宇宙をシェアいたしましょう。
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