ヴェストホフ 『無伴奏ヴァイオリンのための組曲』
少し前に、無伴奏作品ピゼンデルのソナタとバッハの組曲を紹介しました。
今日も知られざる無伴奏ヴァイオリンのための作品を紹介します。この曲集、いいですよ。
ヴェストホフはバッハより一世代前の音楽家。大変な技術を持ったヴァイオリニストとして有名でした。彼はいくつかのヴァイオリン・ソナタを書いていますが、この無伴奏組曲集はなかなかの力作。のちのピゼンデルやバッハ、テレマンの同種の作品にも影響を与えていると感じられます。
上の動画では、組曲集の前に、単独の無伴奏組曲が演奏されていますが、その後の6曲の組曲はIMSLPで手に入れることができます。
ところが、ご覧ください。なんと「八線譜」。これは面白い。変な楽譜マニアの私は、こういうの見るとやる気が湧いてくるのですが、一般の方は逆のようですね(笑)。ま、解読に5分、そして30分くらい弾いていればなれますよ。
ヴァイオリン奏者の皆さん、ぜひ挑戦してみてください(私も頑張ります)。
というわけで、最近、いろいろな無伴奏作品を聴いているうちに、自分でも作りたくなってきました。若い頃、数曲作りましたが、あれらの楽譜、どこ行っちゃったのかな?幻の作品になっちゃったのか。
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