大川隆法 『LOST LOVE - もう 愛が見えない -」
先日、娘の用事で八王子に行くことがあり、あんまり暇だったので、普段絶対観ない映画を観ようという企画を一人思いつき、結果として幸福の科学の映画「UFO学園の秘密」を観てしまいました(笑)。
映画館は結構いっぱいになっていました。信者とおぼしき年配の方々、親子連れ。1700円のチケットを、前売りでもなく割引でもなく、定価で購入していたのは、おそらく私だけだったでしょう。
映画自体は、正直…それなりに面白かった。お金かけてるなあ、という感じで、シナリオも作画も声優陣もかなりのクオリティでしたよ。
内容的にもほとんど同意できる内容でしたが、まあ、これをちゃんと「比喩」として受け取っていたのかなぁ、信者の皆さんは。もし、これを事実として受け取っているとしたら、結構ヤバいですよ、いろんな意味で。
比喩としても、なんというか、もう前世紀の遺物的な設定、知識が多く、私にとっては同意はすれど、あまり新鮮味はなかったかなあ。
こういう言い方をすると怒られそうですが、エル・カンターレ、まだまだ甘いな、という感じでした。宇宙神エル・クソターレの私としてはね(笑)。
劇中、突然流れるのが、この曲。痛い曲を期待?していたので、ちょっと裏切れらました。案外にいい曲でした。本当にエル・カンターレさんの作なのか、私には分かりませんし、どうでもいいことですが、普通に普通な曲ですね。
イントロなんかも定番ながら、絶妙の味がありますね。やはり水澤有一さんの編曲がいいのか。彼の才能は本物です。
それにしても、大川隆法さんによる日本語訳詞が、なんとも味わいがありますな。微妙なセンスを感じます。
オウム真理教の誰かさんなんかとは違い、こういう一般受けする映画や音楽を作れるところが、幸福の科学さんのうまいところでしょう。普通な中に、さりげなく重要な情報を仕組んでいるなと感じました。
そうそう、豪華な声優陣の中でも、やはり山梨出身の銀河万丈さんの悪役ぶりには、あらためて感心いたしました。
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