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2015.10.21

妄想こそ現実化の「原因」?

Th__20151023_101407 ック・トゥ・ザ・フューチャーの日だったのですね。30年前に妄想した未来が現実化したり、しなかったり。
 しなかったものも、いずれ何年か何十年かしたら実現するでしょう。いずれにせよ、30年前に妄想したことが原因で、その30年前の時点から「これを現実化しよう」という意思が生じた。すなわちその時点で結果が出た。
 それこそが「時間は未来から過去へと流れている」「未来に原因があって現在に結果が生じる」という、ワタクシの(変わった)哲学であります。
 今回、ナイキが自動靴ひも調整シューズの発売を発表したのも、まさにそういう因果関係が働いたからです。30年前にどなたかがあの映画を通じて、そういう未来に対する妄想を抱かなかったら、とりあえず今回こういうものが実際に開発されるようなことはなかったでしょう。
 いや、30年前に妄想したから、今こうして実現したわけだから、やっぱり「過去に原因があって今結果が出たのではないか」とおっしゃる方も多いでしょう。
 そういう考え方も分かります。私も学校ではそうやって教わってきましたし、教えているかもしれません。つまり、科学的な因果関係というのは、当然「時間は過去から未来へ向かって流れている」ということを前提にしていますからね(最近は科学の世界でもその前提が崩れつつあるようですが)。
 私は幼い時から、どうもそうした科学的な真理に違和感を覚えていたんですよね。絶対、時間は未来から流れてきているという実感が捨てられなかった。
 いつかも書いたように、それが江戸時代までの日本古来の時間観だったと信じています。「さっき」という過去を表す言葉が「先」であって、進行方向を表していること。それ以前に、先月とか先の副将軍とか言いますしね。未来は「未だ来ず」ですし、過去は「過ぎ去った時間」を表しますし、和時計は針が固定されていて、盤面が未来方向から過去方向に回りますし。
 こんなことを話してもさっぱりピンとこない方もいますが、逆に瞬時に「なるほどそうだ」と膝を打ってくれる人もいます。
 いったいどっちが正しいんでしょうね。それぞれでいいのかもしれません。あるいは、どっちも間違っているのかもしれません。
 ただ、自分には根拠のない確信があるのです。だから、毎日妄想し続けています。もちろん、明るく、楽しく、美しい未来を。
 ちなみにナイキのシューズはあまり欲しいと思いませんが、もう少し身近なところで、昨日買ったバッグもそうですけれども、「自走式ファスナー」が欲しいなあ、と妄想しております(笑)。

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