江戸〜東京をゆく
今日は東京にて教え子の結婚式&披露宴。時間が比較的ありましたので、ほかにもいろいろと寄り道しました。そのうち一部を写真にて紹介いたします。
縄文から現代まで、水平に歴史が堆積する特殊なトポス、東京。「和」の象徴なのかもしれませんね。
まずは、コテコテの「江戸東京」である浅草寺。この絵柄は国際標準。シルバーウィークということもあり、大変な人出でした。アジア人のメルティング・ポット。ところが、ゴミ一つ落ちていない。すごいですね。素晴らしい日本の発信だと思いました。
結婚式は浅草寺のお隣、浅草神社本殿で行われました。神仏分離、廃仏毀釈のはずが、寺の方がメインになり、神社はちんまりと鎮座。これはまた「国譲り理論」とも言えますね。戦後日本のあり方を象徴していると感じました。いいんじゃないですかね。
結婚式終了後、浅草のお寿司屋さんで昼間から酔っぱらってしまいました。お店に商売道具を忘れて取りに帰るという失態まで(笑)。
その後、千鳥ヶ淵戦没者墓苑へ。私は初めての参拝です。ちょうどその時、すれ違いで富士山にいらっしゃる安倍昭恵さんからメールが。今日は総理のお誕生日かつ世界平和デーなので、朝プレゼントと称して高松宮さまの「平和に寄す」全文をお送りしたのですが、それをFacebookで紹介してくれるとのこと。タイミングの素晴らしさに感涙。心より平和を祈り、誓わせていただきました。
千鳥ヶ淵戦没者墓苑の脇にあるのは、旧鈴木貫太郎宅跡。二・二六事件の現場です。最近我が家とご縁のある安藤輝三が鈴木貫太郎にとどめを刺さなかった、その現場です。いろいろ思うことあり。
続いて靖国神社前にて拝礼。鎮霊社にはいまだ参拝できないのでしょうか。高松宮さまのお考えになった、「地球戦没者慰霊施設」建設の実現に向けて今後邁進します。
披露宴は小笠原伯爵邸にて。ワタクシの家系はもともと小笠原です。不思議な御縁を感じました。1927年建設のスペイン様式の建築。これもまた「和」ですね。
乾杯の挨拶と余興という大役を無事(?)終えて、教え子たちとおいしいお酒とお料理をいただきました。いい結婚式&披露宴だったなぁ。お幸せに。
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