新之介 帰幽のお知らせ
昨日9月19日、18年半いっしょに暮らした、黒猫の新之介が亡くなりました。本名は山口丹後守新之介。
大往生。全く苦しむことなく、何かを悟ったような見事な最期でありました。
結婚してすぐに教え子の家からもらってきた黒猫兄弟。兄(という設定)の大和守弥右衛門は2012年に帰幽。実の娘たちよりも長く一緒に過ごした家族の死はなんとも寂しいものであります。
しかし、新之介は18年以上、ほとんど病気もせず、最期もまさに老衰という感じの一生でしたので、きっと思い残すこともないでしょう。弥右衛門はちょっと唐突だったので、家族は号泣でしたが、新之介は私たちにしっかり心の準備をさせてくれましたから、ある程度冷静に受け止めることができました。
本当に長い間、私たち夫婦や家族に癒やしと気づきを与えてくださり、ありがとうございました。お疲れ様でした。
人間的(オヤジ的)だったヤエモンとは対照的に、とっても「猫」的だったシンノスケ。わがままでマイペースというところもありましたし、ある意味嫉妬心も強かったかもしれません。
最期も対照的だったかも。「弥右衛門 帰幽のお知らせ」に書いたように、ヤエもまあ天晴れな死に様でしたけれども、シンはシンで「らしい」天晴れな最期でしたね。
兄弟、ちょっと仲が良くないところもあったので、お墓は微妙に距離をとることとしました。ヤエの墳墓は「ヤエ山古墳」と呼んでいます。シンの墳墓はなんて呼ぼうかな。
お客様にも可愛がられた新之介。やはり弥右衛門と人気を二分していましたね。本当に外見も性格も対照的でしたので。
今まで、新之介を愛してくださった皆さま、ありがとうございました。ぜひお墓参りにいらしてください。
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