シルク博物館(横浜)
昨日、横浜で少し時間がありましたので、かねてより行かねばと思いつつ横目で通り過ぎていた「シルク博物館」に行ってまいりました。
ここのところ、絹に深く関わることになった私。一昨日の首相公邸訪問も富士吉田の絹織物屋さんと一緒でした。
数年前までの私でしたら、このシルク博物館も全く楽しめなかったと思いますよ。ホント全然興味なかったんで。
それがまあ不思議ですよね。諏訪に興味を持ってからというもの、いろいろなことを考える時のベースにシルクありというところまで来てしまいました。
考えてみると、私の先祖、山口家は、諏訪→小川町→横浜と移り住み、途中静岡を挟んで私が富士北麓(郡内)に住むことになったわけですから、まあ、ある意味「絹の道」を歩んできたとも言えます。
そして今、私はシルクサミットを画策するまでになった。なんとも不思議な因縁であります。
そんな私ですから、この横浜シルク博物館も大いに楽しめました。楽しむというか勉強させていただきました。
特に最後の最後に驚いたのは、高松宮妃の揮毫による「シルク・ギャラリー」の看板があったことです。
「日本の絹を世界の女性に」というコンセプトで、高松宮妃が光輪閣に「シルク・ギャラリー」なるものを創設していたことを初めて知りました。前回の東京五輪の前後のことです。
さらにその光輪閣の支配人は川添紫郎、シルク・ギャラリーの代表は井上清一だったようで、この二人は仲小路彰との交流が深かったことが知られています。
やはり、高松宮と仲小路彰は裏で深く関わり、地球平和をともに推進すべく動いていたようですね。そして、そこに「絹」が関わってきている。これは、ここ数年の私の動きとも重なってきます。正直、鳥肌ものでした。
高松宮家は有栖川宮家の祭祀を継いでいます。そして、有栖川と言えば、ご落胤出口王仁三郎。有栖川宮家も高松宮家も断絶してしまった現在、その系統の祭祀を継いでいるのは、実は大本なのではないかとも推察されます。
と、話が飛んでしまいましたが、あの高松宮妃による「絹の道」の揮毫の美しさは、本当に天下一品。それを観るだけでも、このシルク博物館に行く意味があると思います。皆さんも、ぜひ。
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