松田聖子 『哀しみのボート』
今日の歌謡コンサートも白組の勝ち。毎週のことですが、男性歌手は若手もベテランも安心して聴いていられるのに、女性歌手はヒヤヒヤさせる…これはどういうことでしょうか。
今日も職員室で、生徒のみならず世の男どもの不甲斐なさについてため息混じりに話していたんですが、歌の世界では男性の方が確実にうまいし、個性的。ま、商売としてどちらが勝っているかというのは別問題ですけど。
ちなみに来週の歌謡コンサートは恐怖の「美空ひばり」特集。毎回毎回、プロの歌手たちの緊張度が伝わってくるんですよね。神の歌を歌うのは難しい。
神ということで言うと、今日ちょっと頼りなかった女性陣の中で意外に(失礼)頑張っていたのが、アイドルの鈴木愛理さん。夏川りみさんと「瞳はダイアモンド」を歌いました。そう、松田聖子さんの曲です。
松田聖子さんもまさに神。もちろん美空ひばりさんとはまた違ったタイプの神。
現代のアイドルによる永遠のアイドルのカバーを聴いていて、思い出したのがこの「哀しみのボート」です。
松本隆さん作詞、大久保薫さん作曲の神曲。1999年のシングルです。
詞や曲や歌が神なのはもちろんですが、このPVがすごすぎる。シンプルすぎるほどにシンプル。こんなPV現代のアイドルには絶対無理。
私、思わず泣いちゃいましたよ。目の前に神が降臨して二人きりになって歌を歌ってくれる…そりゃ誰でも涙するでしょう(笑)。
ニコニコにしか動画がなかったので、それを貼りますが、コメントもまたお楽しみいただけると思います。信者たちの雄叫びが(笑)。
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