四つ葉のクローバー@福石神社
今日は一家で静岡の実家へ。
観光シーズンということで表の道は混み混みなので、芝川町経由の裏道を利用。ここを通る時は必ず大鹿窪の福石神社にお参りします。
こちらに書きましたように、福石神社の主祭神は国常立尊です。裏側には1万4千年前の集落跡という大鹿窪遺跡があります。
先日昭恵さんとうかがった不二阿祖山太神宮は日本最古の神社とも言われていますが、それでも数千年の歴史でして、こちらの遺跡(神社は別)の1万年レベルからするとまだまだ新しいと言えます。
縄文草創期は今より寒冷でした。のちに温暖化して、縄文人は標高の高い山梨県側に移動していったものと思われます。
とにかく大鹿窪の遺跡は、富士山に対する信仰の遺構として最古のものです。そんなことに思いを馳せながら当時の神の代表である国常立さまを拝むというのはなかなかいいものです。
この前の記事には書きませんでしたが、ここの鳥居は両部鳥居なんですよね。ちょっと珍しい。神仏習合のなごりです。富士山を中心とする中世以降の山岳信仰(修験道)のなごりとも言えます。
ところで、今日は子どもたちがいつも以上にキャーキャー騒いでいると思ったら、なんでも「四つ葉のクローバー」を見つけたのだとか。
どれどれと見に行くと、あららなんといたるところに四つ葉があるじゃないですか。皆さんご存知のとおり四つ葉のクローバーは見つけると幸運と言われていますよね。1万分の1の確率くらいで生じる突然変異らしいのですが、ここはどう見ても1万分の1の確率ではない。もちろんもっと高い確率です。
これはいったいどういうことでしょうか。やはり何か不思議なパワーがあるのでしょうか。
ちょっと気になるのは、この神社のほぼ真上を高圧送電線が通っていることです。まさかそっちのパワーのおかけで突然変異しているのではないでしょうね。
野草に詳しいウチのカミさんによると、ほかにもなんだか見たことがない花がいくつもあるとのこと。ホントかなぁ。
高圧送電線と言えば…やはり古い富士山信仰の形態を残す山宮浅間神社も送電線が邪魔なんだよなぁ
ま、考えようによっては電気なんてのは現代の見えないパワーであって、太古の「神」みたいな存在ですよね。原発は「荒魂」を発揮しちゃうし。
電気も自然と言えば自然であり、そのネットワークを人間が作ったわけでして、そう考えると、それこそ縄文時代からあると思われる「神々のネットワーク=web0.0」と同じようなものかもしれませんね。
電磁波や放射能なんかも必要以上に怖がらないで、ありがたがっていた方がよかったりして…。
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