川上大輔
今日は寒かったですねえ。明日ウチの学校は入学式なんですが、なんだか雪になりそうな気配です。
しかし、今日のNHK歌謡コンサートは「春のご陽気うた祭り」(笑)。どんな選曲かと思ったら、こんな選曲でした。マニアックだなあ。
歌謡コンサートが始まると、ウチのカミさんが一緒に歌い出すというのが定番なんですが、今日は数曲知らない曲があったということでショックを受けていました(笑)。というか、もう覚えたそうです。ヤツの頭は最古のメモリとしてはけっこう性能が良い。私にはできない芸当です。
上の娘は、こういう番組のバックバンドでベースを弾きたいという素晴らしい(変な)夢を持った女子なので、三原綱木のベースラインを聴いて感心しています。特に今日のベースは存在感、安定感が素晴らしかった。私もついついベースを聴いてしまい、そしてそのことをツイートしたら…なななんと、ご本人様とつながってしまった!これから面白い展開になりそうです。
そんな中、家族みんながビックリしたのは、「ルイジアナ・ママ」を歌った川上大輔さんです。私は勉強不足で初めて彼の声を聴きました。
身長180センチのイケメンから発せられる声は、実にフェミニン。いや、中性的というか無性的というか、不思議な魅力がありますね。とりあえず最新シングルを聴いてみてください。中西圭三さん提供の「逢いたいよ AGAIN」。
私はバロック音楽をやっているので、いわゆるカウンターテナーの方々とお仕事をさせていただくことが多く、「見た目は男、声は女」という世界にかなり慣れている方ですが、この川上さんはちょっと違った感じがありますね。カワイさとカッコよさが共存しているというか。
彼のデビュー作はある意味クラシカルな「ベサメムーチョ」。これはこれでいいと思います。
彼のこの声とキャラクターと歌唱力には、いろいろな可能性があるだけに、今後の展開が難しいとも言えそうですね。演歌もよし、アニソンもよし、ロックもよし、歌謡曲もよし。さあ、どの道を選ぶか。楽しみですね。案外バロックが良かったりして(笑)。
最後になかなか魅力的なカバー「星降る街角」をどうぞ。
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